先週末2日・土曜日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本/OPBF(東洋太平洋)/WBOアジア太平洋スーパーフライ級戦:
王者福永 亮次(角海老宝石)判定2対0(115-113x2、114-114)挑戦者梶 颯(帝拳)
*35歳の王者と、24歳の挑戦者による新旧サバイバル戦。福永が「国内最強の挑戦者」と認めるように、梶は終始王者を苦しめる事に。
勝負を分かたのは試合の最終終盤戦。キャリアで勝る福永が、必死で手数を出し11回、12回を連取。僅差ながらも自身初の判定勝利を収め、保持する3つのベルトの防衛に成功しました。10回終了時までの採点では、福永は0対1(95-95x2、94-96)で微妙に押されていました。まさに執念の勝利と言って良いでしょう。
苦しみながらも生き残った福永。世界挑戦を熱望しています。
下記が2021年10月6日現在の、スーパーフライ級王者たちの顔ぶれです。
WBA(スーパー):ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ジョシュア フランコ(米/2)
WBC:ファン フランシスコ エストラーダ(メキシコ/3)
IBF:ジェルウィン アンカハス(比/9)
WBO:井岡 一翔(志成/3)
OPBF(東洋太平洋):福永 亮次(角海老宝石/1)
WBOアジア太平洋:福永 亮次(角海老宝石/3)
日本:福永 亮次(角海老宝石/2)