最近(2021年10月14日ごろ)のニュースです。
1)本来なら今月2日に試合を予定していたクリス ユーバンク(英)。その試合は対戦相手が前日計量終了後、コロナウィルスに感染していることが判明したためキャンセルに。代わってユーバンクは今週末16日、ワニック アワディジャン(独)を相手に無冠戦10回戦の試合に臨みます。
2)同じ日に、WBAライトフライ級王者エステバン ベルムデス(メキシコ)に挑戦を予定していたジェシー ロドリゲス(米)。王者が米国での就労許可書(ビザ)の取得に戸惑っているために、今週末の世界挑戦はキャンセルに。代わって18勝(15KO)4敗(3KO負け)1引き分けという好成績の持ち主ホセ ブルゴス(メキシコ)と無冠戦10回戦で対戦します。
3)今回防衛戦が中止となったベルムデス。このままWBAから対戦を求められているスーパー王者京口 紘人(ワタナベ)との王座統一戦に向け動き出して貰いたいものです。
4)WBCミニマム級王者パンヤ プラダブスリ(タイ)が来月2日、同国人ダナイ ニアブプフキアム(Ngiabphukhiaw)を迎え、昨年11月に獲得した王座の初防衛戦を行うようです。挑戦者は9勝(5KO)2敗(1KO)負けの戦績を持ち、7月にはタイ国内フライ級王座を獲得しています。しかしその試合ですら8回戦で行われており、これまでに10回戦の経験もない選手です。
5)これまでにIBFのミドル級、スーパーミドル級、そしてクルーザー級の3階級で王座を獲得してきたジェームス トニー(米)。2017年5月の試合を最後に実戦から遠ざかっていました。33年前にプロデビューを果たしているトニーが今月29日、メキシコのリングに登場。元世界ヘビー級ランカーであるジェレミー ウィリアムス(米)と対戦します。ウィリアムスが最後に試合を行ったのは2013年3月。その試合でウィリアムスは、マイナー団体WBU(ドイツ版)王座を獲得しています。
6)IBFフェザー級王者キッド ギャラード(英/カタール)が来月13日、元IBFスーパーバンタム級王者キコ マルティネス(スペイン)を迎え、今年5月に獲得した王座の初防衛戦を行います。