先週19日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)バンタム級戦:
挑戦者栗原 慶太(一力)TKO3回52秒 王者中嶋 一輝(大橋)
*今年の一月に元WBCバンタム級暫定王者井上 拓真(大橋)と拳を交えた栗原。その時は拓真の技術の前に手も足も出ずに完敗(負傷判定負け)。2018年に獲得した虎の子の王座を手放していました。
拓真が世界再獲得のために返上した王座を5月に獲得したのが、拓真の同僚中嶋。その中嶋が元王者栗原を迎えて初防衛戦を行う事になりました。
これまで勝利した10勝の内、8つの試合をKO/TKOで終えている中嶋に対し、栗原は15勝の内13の試合を規定ラウンド内で終わらせてきました。そんな強打者同士が拳を交えたこの一戦。先手を取ったのは勢いに乗る中嶋。しかしそれもつかの間、3回には栗原の右強打で一気にフィニッシュされてしまいました。
短いようで長かったこの9ヵ月。栗原が王座返り咲きに成功。その強打でどこまで井上強打に近づく事が出来るのでしょうか。
下記は2021年10月25日現在のバンタム級王者たちとなります。
WBA(スーパー):井上 尚弥(大橋/防衛回数4)
WBA(レギュラー):空位
WBC:ノニト ドネア(比/0)
WBC(暫定):レイマート カバリョ(比/0)
IBF:井上 尚弥(大橋/3)
WBO:ジョン リエル カシメロ(比/4)
OPBF(東洋太平洋):栗原 慶太(一力/0)
WBOアジア太平洋:西田 凌佑(六島/0)
日本:空位