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今年もやってるやってる~

意見番(2019年/海外編)

2020年01月15日 07時52分04秒 | ボクシングネタ、その他雑談

昨年2019年にその活躍が顕著だった選手を5名選んでみました。2018年編は日本国内が先だったため、2019年編は日本国外の選手5名を最初に紹介していきます。

WBOバンタム級王者ジョン リエル カシメロ(比)/4勝(4KO)。世界戦は3戦全勝3KO。

*まず4月に暫定王座を獲得し、11月には正規王者だったゾラニ テテ(南ア)を英国で粉砕。堂々と井上 尚弥(大橋)の対抗馬として成長してきました。実現が期待されるその井上戦ですが、早ければ4月にも米国内で開催が予定されています。

 

WBOアジア太平洋スーパーバンタム級王者ジュンリエル ラモナル(比)/3勝(3KO)1引き分け。タイトル戦の戦績は1戦1勝1KO。

*現時点(2020年1月15日)での戦績は17勝(10KO)8敗(5KO)負け6引き分け。昨年の後半までは、その戦績通りの選手だと思われていました。しかし10月に、当時世界上位ランカーだった和氣 慎吾(FLARE山上)を大逆転のTKOで下すと、大晦日には日本王者久我 勇作(ワタナベ)を初回で撃退。この調子で世界戦までたどり着けそうな気配もありそうですし、次の試合で姿を消しそうな気もします。その結果がどうであれ、昨年の後半期に世界(特に日本)のボクシング界を驚かせた選手であったことには間違いありません。




WBOアジア太平洋スーパーフェザー級王者ジョー ノイナイ(比)/2勝(2KO)1引き分け。すべての試合でタイトル戦に出場。

*4月に大阪で同王座を獲得し、7月には同じ地で初防衛に成功。師走には後楽園ホールで世界ランカー尾川 堅一(帝拳)と負傷判定での痛み分け。上記のラモナル同様に、次の試合で姿を消す可能性のある選手ですが、2019年に限って見てみると、日本のリングで大暴れした主役です。




WBAウェルター級王者マニー パッキャオ(比)/2勝(全判定勝利)。世界戦で2勝。

*先月41歳になったパックマン。昨年はエイドリアン ブローナー(米)、キース サーマン(米)と実力者を連破。生きる伝説はその存在を猛烈にアピールしました。




前3団体ヘビー級王者アンディー ルイス(米)/2勝(2KO)1敗。世界戦は1勝(1KO)1敗

*6月に代役としてアンソニー ジョシュア(英)に挑戦。その試合で大番狂わせ劇を演じ、ヘビー級王座を獲得しました。師走にサウジアラビアで行われたジョシュアとの再戦では、両者の本来の実力差が反映されてか、大差判定で王座から転落。しかし、このままで終わってしまうには少々もったいない存在ではあります。




選出した選手たちの順番ですが、昨年は重いクラスからの順だったため、今年は軽いクラスからの順となります。

昨年選出した選手は(2018年編)、現在ウェルター級に主戦場を移したマイキー ガルシア(米)、3団体統一ライト級王者ワシル ロマチェンコ(ウクライナ)、ミドル級に進出してきたハイメ ムンギア(メキシコ)、ヘビー級での世界王座奪取も目論むアレクサンデル ウシク(ウクライナ)、そしてヘビー級王座に返り咲いたアンソニー ジョシュア(英)です。今年(2019年編)で挙げた選手は、どの選手も2020年も引き続き活躍しそうですし、全滅という可能性もあります。

これまでは、その年に活躍をしたスター選手ばかり取り上げてきましたが、今回は少し趣向を変えてみました。書き終えてから気づいたのですが、5人の内4人までは比国勢だったんですね。


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