オリジナル8階級の一つとして歴史のあるライトヘビー級。このライトヘビー級の2020年3月29日現在の王者たちの顔ぶれを見てみましょう。
WBA(スーパー):ドミトリー ビボル(キルギスタン/防衛回数8)
WBA(レギュラー):ジャン パスカル(カナダ/1)
WBA(暫定):ドミニク ボーセル(独/0)
WBC:アルツロ ベテルビエフ(露/0)
IBF:アルツロ ベテルビエフ(露/3)
WBO:空位
OPBF(東洋太平洋):レーガン デサイクス(豪/0)
WBOアジア太平洋:ガサン ガサノフ(露/0)
*本来なら現地時間の昨夜(3月28日)、ベテルビエフはIBFの指名挑戦者である孟 繁龙(中国)の挑戦を受けるはずでした。しかしその一戦はご存じの通り、コロナウィルスのために無期延期となっています。現在WBO王座は、サウル アルバレス(メキシコ)が返上したため空位となっています。注目はその後釜が誰になるかというより、カネロ(アルバレスのあだ名)が同級で再び試合を行うかという事でしょう。
安定度はナンバーワンのビボルですが、試合数が年2と少なく、加えてそのボクシングが安全第一のため、実力は認められていながらも地味な存在に甘んじています。ファン、そしてビボルの期待/希望は勿論、『ビボル対ベテルビエフ』の実現でしょう。
6年半前になりますが、前回、2013年10月13日当時のライトヘビー級王者たちの顔ぶれはどのようだったのでしょうか。防衛回数は当時のものとなります。
WBA:ベイビュート シュメノフ(カザフスタン/防衛回数4)
WBC:アドニス ステベンソン(カナダ/1)
IBF:バーナード ホプキンス(米/0)
WBO:セルゲイ コバレフ(露/0)
OPBF(東洋太平洋):空位
*歴戦の雄ホプキンスはこの後、シュメノフを破りWBA王座を吸収。しかしコバレフには苦杯を喫し、その後引退を表明しました。
最期は11年以上も前、2008年12月7日時点でのライトヘビー級の王者たちとなります。
WBA:ウーゴ ガライ(亜)
WBC:エイドリアン ディアコヌ(ルーマニア)
IBF:チャド ドーソン(米)
WBO:ゾルト エルデイ(ハンガリー)
OPBF(東洋太平洋):ティム ベル(豪)
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