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今年もやってるやってる~

バルボサ、僅差の判定でカタレルを破る(WBOスーパーライト級:暫定王座決定戦)

2025年02月24日 05時41分39秒 | 世界ボクシング

今月15日、英国で行われた試合結果です。
WBOスーパーライト級戦(暫定王座決定戦):
アーノルド バルボサ(英)判定2対1(115-113x2、113-115)ジャック カタレル(英)

*正規王者テオフィモ ロペス(米)がプロモーターとの癒着から、しばらくの間リング活動を離れる事が予想されるために設けられた暫定王座決定戦。31戦全勝(11KO)の戦績を誇るバルボサは、昨年11月にサウジアラビアで元WBC/WBO王者ファン カルロス ラミレス(米)に快勝。それ以前には、スーパーフェザー級とライト級で世界を制したホセ ペドラサ(プエルトリコ)を破るなど、一歩一歩確実に世界の頂点まであと一歩の所まで登ってきました。

バルボサを迎え撃つカタレルは、3年前の2022年に当時の4団体統一王者だったジョシュ テーラー(英)に挑戦し、大善戦の末1対2の判定負けを喫しています。その後テーラーに雪辱し、あのホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳=引退)に引導を渡しています。そして昨年10月には元世界王者レジス プログレイス(米)を下し、今回の2度目の世界挑戦の機会を得ました。戦績は30勝(13KO)1敗と、バルボサに類似したものがあります。

玄人好みのスタイルの持ち主同士による一戦は、良くも悪くもそれが反映される試合展開になりました。両者が共にカウンター狙いに終始した戦いは、緊張感あふれる一戦に。しかしよりアグレッシブさを示し続けたバルボサが、敵地のど真ん中で僅差の判定勝利を得る事に。暫定ながらも世界の頂点に到達すると同時に、ロペスとの王座統一戦に向け前進しています。

ロペスのリング外での戦いが長引くようだと、このまま戦わずして「暫定」の2文字を返上する事になるでしょう。

下記は2025年2月24日現在の、スーパーライト級のタイトルホルダーたちとなります。

WBA:ホセ バレンスエラ(米/防衛回数0)
WBC:アルベルト プエジョ(ドミニカ/0)
IBF:リチャードソン ヒッチキンス(米/0)
WBO:テオフィモ ロペス(米/2)
WBO(暫定):アーノルド バルボサ(米/0)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/2)
WBOアジア太平洋:永田 大士(三迫/2)
日本:李 健太(帝拳/1)


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