最近(2023年8月11日ごろ)のニュースです。
1)本来なら明日12日、アマチュア時代からのライバルであるディリアン ホワイト(英)との決着戦に臨む予定だった前3団体統一ヘビー級王者アンソニー ジョシュア(英)。しかしホワイトが薬物検査に引っ掛かり、今回のライバル戦はキャンセルとなってしまいました。
このままジョシュアの試合がキャンセルされるのでは?と不安視されていましたが、新たな対戦相手が北欧の世界常連ランカーであるロバート ヘレニウス(フィンランド)に決定しました。驚くべき事に、ヘレニウスは先週末5日に試合をこなしたばかり!その試合では3回TKO勝利を収めていますが、果たして好コンディションで今回の試合に臨む事が出来るのでしょうか。
2)2002年に大阪のリングでプロデビューし、これまでにフェザー級、スーパーフェザー級、ライト級の3階級で世界のベルトを獲得してきたホルヘ リナレス(ベネズエラ/帝拳)。10月21日に英国に乗り込み、世界王座への挑戦の経験を持つジャック カテラル(英)と対戦します。
現在3連敗中のリナレスですが、現状では格上のカテラルを相手にどこまで健闘出来るのでしょうか。この試合には英国人が保持しているWBAスーパーライト級インターコンチネンタル王座が争われます。
3)先月末29日、元IBFスーパーウェルター級王者ヨリボーイ カンパス(メキシコ)が約5年ぶりの実戦を行い、対戦相手ファン カルロス ロドリゲス(メキシコ)を8回で仕留めています。
1987年7月にプロデビューを果たしたカンパスもすでに52歳。全盛期には精力的に実戦をこなしていきました。今回のロドリゲス戦後の戦績は、なんと108勝(83KO)17敗(9KO負け)3引き分けという驚異的なものです。ロドリゲス戦後、カンパスは現役からの引退を発表しています。
4)10月にレジス プログレイス(米)の保持するWBCスーパーライト級王座への挑戦が内定しているデビン ヘイニー(米)。この挑戦の際、保持している4団体のライト級王座のWBCでは休養王者に移行することが決定したようです。
5)元IBFスーパーフェザー級王者尾川 堅一(帝拳)が来月2日、後楽園ホールのリングに登場。比国のマービン エスクエルドと10回戦で対戦します。
6)同じ興行では、日本ウェルター級王者坂井 祥紀(横浜光)も登場。前WBOアジア太平洋ミドル級王者能嶋 宏弥(薬師寺)を迎え防衛に臨みます。