勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

百舌の生贄(いけにえ)

2005-04-15 20:00:06 | Weblog
 百舌という鳥は、蛙や、昆虫などの小動物を捕っては、餌が少なくなる冬場を乗り切るために、捕った獲物を樹木の小枝や、棘に突き刺し、保存食としてそこかしこに生贄を作るのですが、馬鹿な鳥なので(利口な鳥という説もありますが)刺した場所を忘れてしまうのです。寒風に吹かれる木々の棘に、干涸びたカエルやトカゲなどを見かける事がありますが、それを百舌の生贄(いけにえ、または、はやにえ)と言うそうです。馬鹿な百舌が忘れた生贄です。

実は僕、一昨日切符を落とした話をしましたが、ありました。ポケットに入っていた。ふと手を入れたポケットで、何かに触れた。見ると切符。あれ程捜したのに、ここにあったのか。そうか、我が行動パターンから考えると、乗り越して電話を掛ける時、ここにしまったに違いない。それも一番落ちそうもないところに。それが降りる時になって、すっかり忘れている。いや、今でも覚えがない。それに、何故かここだけ捜してない。
我が知能レベルは、馬鹿な鳥、と言われる百舌とたいして変らないんだ。これから僕の事、「百舌オヤジ」と呼んでください。
百舌は字の如く、百の舌を持つそうだ。つまり嘘つきなんだそうな。それも僕とそっくり。また、他の鳥の鳴き真似で騙すのもうまいという。
僕、泣く真似で騙すのうまい。
2005.04.15