勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

四苦八苦

2009-12-28 23:19:01 | Weblog
 人間の苦しみは大別すると八つあるという。四苦といわれる生老病死とは、生まれる苦しみ、老いてゆく苦しみ、病気になる苦しみ、死ぬ苦しみ、の四つをいうらしい。

 更に、求めても得られない苦しみの求不得苦(ぐふとくく)。あり余る苦しみ、五薀盛苦(ごうんじょうく)。愛する者と別れる苦しみ、愛別離苦(あいべつりく)。そして、恨み憎む人と出会う苦しみ、怨憎会苦(おんぞうえく)、の四つを合わせて『四苦八苦』というのだそうだ。
 僕にとって一番心が安らぐ場所は我が家である。誰にも邪魔されず、あるがままの自分でいられる唯一の場所でもある。その安住の場が、迷惑男により脅かされはじめて2ヶ月が経つ。警察や弁護士との対応もこれといった決め手がない。

 この件に関して身を引くと宣言はしたものの、受け継ぐ人がいる筈もなく、一昨日行われた理事の慰労を兼ねた懇親会では、やはり僕が引き続き担当することになってしまった。途中で投げ出す無責任さを考えれば、止むを得ない選択かも知れない。

 そこで、会いたくない人に会わなければならない苦しみの、怨憎会苦からの回避の手段として、あの迷惑男との対峙を楽しもうと考えた。

 前にも言ったが、あの男とフレンドリーになれないものかと思っている。インターフォンでの呼び出しによる嫌がらせも、必然として起るマンション内での出会いも、苦しみと捉えず、楽しみに変えてみよう。それは僕にとっては究極の手段であるが。。。

 そう考えると、あの男との出会いが楽しみにも思えてきた。今までと違う僕の態度にどう反応するかも楽しみである。しかし常軌を外れた行動のあの男との関わりに、四苦八苦することは覚悟せねばなるまい。