
♪
マッチを擦ればおろしが吹いて
線香がやけにつきにくい
さらさら揺れる吾亦紅
ふと あなたの吐息のようで・・・

彼岸が来るというのに、残暑はまだまだ厳しいようだが、そんな中、秋を探しに出かけた向島百花園は、夏と秋が同居していた。


園内では、秋の七草のひとつ女郎花(おみなえし)が、残暑に照らされその色をひときわ輝かせていた。

♪花が女か男が蝶か・・・
黄色い花が女郎花(おみなえし)なら、男郎花(おとこえし)という白い花もある。
女郎花の花言葉は『美人』、男郎花の花言葉は『野生味』だとか・・・

来る22日は中秋の名月、百花園では9月21日~23日まで月見の会が開かれるが、絵行灯に明かりが灯され、祭壇にはススキ、団子、野菜などが供えられ、篠笛や琴の演奏も行われる。


風にサラサラと揺れる吾亦紅には秋を知る。

向島百花園には数種の吾亦紅がある。トップ画像の吾亦紅のほかに、長穂の赤吾亦紅(ナガボノアカワレモコウ)と長穂の白吾亦紅(ナガボノシロワレモコウ) である。

「吾も亦 紅なりと ひそやかに」 高浜虚子

敬老の日に因んで、向島百花園は21日まで60歳以上は無料であり、僕もその恩恵に預かった。そこでは多くの秋が迎えてくれた。

敬老の日に因んで、向島百花園は21日まで60歳以上は無料であり、僕もその恩恵に預かった。そこでは多くの秋が迎えてくれた。