平安の雅といえば十二単(じゅうにひとえ)、その重さは10kg以上もあり、春用、夏用、秋用、冬用があったそうだ。雅とはほど遠いわが家のベランダには、セイヨウジュウニヒトエの花が咲き、その凛とした姿が、お前も背筋を伸ばせと言っているようだ。
日本原産のジュウニヒトエは野草で、花の色は白や薄紫色だが、セイヨウジュウニヒトエは濃い紫色で園芸種、蔓を伸ばして増えていくところが、日本産のジュウニヒトエとは違うという。幾重にも重なった花が十二単にたとえられることからこの名がついたというが、ひとつひとつの花を見ると、十二単を着た女性が手を広げている姿にも見える。
「強い結びつき」という花言葉を持つこの花だが、より遠くに蔓を伸ばして、強い結びつきの輪を広げ、震災の困難を乗り切って、背筋を伸ばして生きて行く姿をこの花に見る。ある花好きの方からいただいこの雅な花、花の名に敬意を表し、大切に育てていこう。
日本原産のジュウニヒトエは野草で、花の色は白や薄紫色だが、セイヨウジュウニヒトエは濃い紫色で園芸種、蔓を伸ばして増えていくところが、日本産のジュウニヒトエとは違うという。幾重にも重なった花が十二単にたとえられることからこの名がついたというが、ひとつひとつの花を見ると、十二単を着た女性が手を広げている姿にも見える。
「強い結びつき」という花言葉を持つこの花だが、より遠くに蔓を伸ばして、強い結びつきの輪を広げ、震災の困難を乗り切って、背筋を伸ばして生きて行く姿をこの花に見る。ある花好きの方からいただいこの雅な花、花の名に敬意を表し、大切に育てていこう。