勿忘草 ( わすれなぐさ )

「一生感動一生青春」相田みつをさんのことばを生きる証として・・・

自虐カレンダー

2014-11-12 21:42:35 | Weblog
 日本には47の都道府県がある。その1都1道2府43県の中で知名度が47番目の県が島根県だという。そんな島根県を象徴するいくつかの言葉を拾ってみた。

島根って、鳥取のどのへん?てきかれた

世界遺産があると言っても、信じてもらえない

いいえ、砂丘はありません

県のスローガンは「リメンバーしまね」…すでに後ろ向き


 日本橋にある島根県のアンテナショップ「島根館」に行ってきた。目的は知名度の低さを逆手に取った「島根自虐カレンダー」を買うためである。昨年の暮れにこのカレンダーのことを知ったが、2014年版はすでに売り切れ、出雲大社に初詣に行くという方にお願いして買っていただいた。そのことは年明けにお伝えしたので、記憶されている方もいると思うが、2015年版は早めに手に入れようと出かけてみた。


 壁掛け用と卓上用の2種類あるが、それぞれの自虐コピーは違い、僕が求めたのは卓上版。表紙はご覧のようなタイムラグを自虐している。


 1月は『テニスをしてもラリー相手が見つからない』と自虐的ではあるが、あのテニスの錦織圭選手は島根県出身である。自虐を装ってさりげなく自慢していると言えなくもない。また12月は『日本一の美肌県だけど、披露する相手がいない』。化粧品のポーラによると都道府県別の「美肌グランプリ」では島根県が3年連続で首位を守ったとか。これも島根にとっては誇りだろう。マイナスイメージはプラス思考に、誇りを自虐的に言い換える島根も、日本列島の隅に置けない存在である。


 島根といえば宍道湖、宍道湖といえば日本一といわれる夕日とともに、しじみの漁獲量も全国一である。そこで島根館で産地直送の宍道湖産のブランドしじみも買ってきた。

 ところが、やはり島根は次のようなネガティブイメージが似合ってしまうようでもある。それが島根の島根たるゆえんでもあるのかもしれない。

2015年自虐カレンダーに関する重大なお知らせとお詫び