11月の木曜日限定で開かれている浅草寺西参道の産直朝市に出かけたのは今回が2度目。2週間前に買った大根が美味しかったので、それを買うのが目的のひとつでもあった。
コウシンダイコンという名のこの大根、漢字で「紅心大根」と書くらしいが、文字どおり外側が白いのに中が赤く、酢に漬けるとさらに赤さが増すという。
皮を剥いて薄くスライスして甘酢に漬けると、数時間で鮮やかな紅色に変わり、ご飯のお供にいろどりを添えてくれる、ちょっと楽しい大根である。
ところがこの産直朝市、前回同様閑散としている。通りの前で呼び込みをしているお兄さんに来月の予定を聞くと、「ご覧のとおりお客様が来ないので、招待している業者さんが気の毒なんですよね」と言う。前回もそうだったが、珍しいものや新鮮なものが並んでいるので、ちょっと買いすぎた気もしたが、その商品はどれも後悔しない美味しさだった。呼び込みのお兄さんの話を聞いたからには、大根だけを買って帰るわけにはいかない。それぞれの出店業者から少しづつでも何かを買おうと店を回った。みなさん素朴な感じで、とても好感が持てる。
とりあえず朝食に食べた明太子と、ほんびのす貝という北米原産の貝のお吸い物の旨さには、思わず舌鼓を打った。この業者の方たちは青山通りでも朝市を行っていて、大人気だとか。浅草界隈の方たちもぜひ一度この市に出向いて産直の美味しさを味わっていただき、この市が繁盛して浅草でも定例になることを願っている。
コウシンダイコンという名のこの大根、漢字で「紅心大根」と書くらしいが、文字どおり外側が白いのに中が赤く、酢に漬けるとさらに赤さが増すという。
皮を剥いて薄くスライスして甘酢に漬けると、数時間で鮮やかな紅色に変わり、ご飯のお供にいろどりを添えてくれる、ちょっと楽しい大根である。
ところがこの産直朝市、前回同様閑散としている。通りの前で呼び込みをしているお兄さんに来月の予定を聞くと、「ご覧のとおりお客様が来ないので、招待している業者さんが気の毒なんですよね」と言う。前回もそうだったが、珍しいものや新鮮なものが並んでいるので、ちょっと買いすぎた気もしたが、その商品はどれも後悔しない美味しさだった。呼び込みのお兄さんの話を聞いたからには、大根だけを買って帰るわけにはいかない。それぞれの出店業者から少しづつでも何かを買おうと店を回った。みなさん素朴な感じで、とても好感が持てる。
とりあえず朝食に食べた明太子と、ほんびのす貝という北米原産の貝のお吸い物の旨さには、思わず舌鼓を打った。この業者の方たちは青山通りでも朝市を行っていて、大人気だとか。浅草界隈の方たちもぜひ一度この市に出向いて産直の美味しさを味わっていただき、この市が繁盛して浅草でも定例になることを願っている。