三文小説

心が震える曲。

想像を超えてくる。

井口さんの美しい声がすーっと染み渡る。

はぁーー深呼吸しよう。



こういう人たちが今日本の音楽界のど真ん中にいるということが、

沈みゆくこの船上において数少ない救いなような気がする。

大げさかな。

海の幽霊再び

映画『海獣の子供』のエンディングテーマで、

私が米津玄師の凄さを心から実感した曲。

あ、この人は本物の才能の持ち主なんだ、って。

もう何十回と聞いたけれど、

夏が近づくとまた聴きたくなるみたい。

『海獣の子供』の映像も相まって、

このMVを観るだけで映画１本観たような感覚になる。

タタカエブリバディ

閉塞感にうんざりはするけど、

そこまで落ち込んだりもせず元気にやっている。

「元気かい」なんて珍しい人に連絡してみたり、

今はやりのオンライン飲み会したりして、

みんなこの状況に打ちのめされないようにそれぞれ工夫してる。



なんだけど、ウルフルズの『タタカエブリバディ』にはじーんときた。

まさに不意打ち。

一昨日の深夜にフジテレビで放送された綾小路翔がMCの家フェス、

「STAY HOME STAY STRONG〜俺んとこ来ないで」でウルフルスが歌っていたのだ。



この有無を言わさない感じ。

「コロナこわいコロンこわいコロナこわい、ビビるでービビるでービビるでーなう」

で、まるっきりレッチリの『Give it away』じゃん！！って笑って、

セリフ調のところでほんとだよってなって、サビでパーンって視界がひらける。

一回全部吐き出せや、そしたら顔上げていこうぜって強めの大阪弁で背中を押してくれる。

タタカ〜エ〜ブリバ〜ディ〜〜声高らかに高らかに♬




サムクックが気になる

ほんと、『何なん』

なんちゅーことだ。

最近の日本の音楽業界は結構いい感じだと認識はしていた。

ちゃんと自力がある人たちが正当な評価を受けているから、

売れている若い人たちの曲が最初からかっこよかったりする。

いや、それでも、そんな、、

かっこよすぎるでしょ、藤井風。



技術とか声質とかルックスとかそれぞれ優れている人はたくさんいると思うけど、

そういうもの全部含めて圧倒的な華がある。

出身地が岡山だったり、英語がペラペラだったり、いつもどこかふざけていたり、

こころから音楽を楽しんでいたり、

そういういろんなものが全部うまいこと絡み合って無敵。

親近感ばかりがもてはやされる今時の音楽業界において、

誰もが憧れてしょうがない圧倒的なスターになれる素質を持っていると思う。

それゆえどこか消え入りそうな儚さもはらんでいて目が離せない。

余裕があって、どこか飄々としている感じはなかなか出せるもんじゃない。

若干２２歳にして肩の力が抜けた年不相応な色気を撒き散らし、

この人がいったいどこまで行くのか楽しみなのだ。



矢島美容室！懐かしい！ふざけてるけどファンクで最高。


20歳前後の『Your Song』。


それにしても男前。


デビュー曲『何なんw』。


デビュ−２曲目。

キングヌー

アーティスト：King Gnu
曲：Prayer X
リリース：2018



ちょっとすごい。

2017年に結成されたばかりのバンドらしいのだけど、

できたばかりでこの完成度はちょっとすごい。



今時の若い音楽家の人たちって出てきた時点で洗練されている人が多い気がする。

荒削りの時代を私が知らないだけなのかもしれないけれど、

それにしてもじっと聞いていると本当にかっこいい曲が多い。

中でもキングヌーはかなりの注目株。



全く雰囲気の違う曲もいくつか。



曲：Flash!!!
リリース：2018





曲：Tokyo Rendez-Vous
リリース：2018