歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

小さな循環型庭

2016年01月28日 | 日記
今住んでいる家にはありがたいことに庭がある。

2畳分程の小さな庭だ。

私はここに引っ越したときから用途不明のその空間が好きだった。



端には梅の木があり、足下には苔が生えている。

手入れをしなくても草が生えすぎることも絶えることもない。

そこに小さな世界が完結しているようだ。

まだ見ぬ生き物の営みを想像するとわくわくする。

それは子どものころ遊んだミニチュア人形の家を眺めているのと少し似ている。





梅の花が開きはじめた。

そうか、もう初春なんだね。





まさにミニチュアの世界だ。

目線を下げるだけで苔の森にでも迷いこんだかのよう。

濃い緑の苔はスギゴケだと思う。





こっちの苔はタイ類のなんとかゴケモドキとかそんな感じだろう。





ロゼットがアールヌーボーの模様に見えるのは私だけだろうか。

上がタネツケバナ、したがウラジロチチコグサのロゼット(多分)。

これが春になると花をつけるのだから不思議だ。

植物は季節に従順でけなげ。

小さな虫も微生物も植物も苔もなんだか愛くるしいな。



今日道端で変な種を見つけた。

ネットで調べてもなんの種だか分からなかった。

このビジュアルそそられる。

コメント
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