歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

電車内にて、とある女たちの会話

2016年10月15日 | 日記
とある昼下がり、ガタンゴトン揺れる山手線電車内での会話。

私「虫を嫌いだという人が、植物は好きというのはなんだろう。分けられないものじゃない?」

友人Y(以下Y)「確かに私も田舎育ちだからか、自然という意味では同じだと思う。」

私「好き嫌いってのはあるだろうから、ただの虫嫌いを否定したい訳じゃなくて、
  植物という側面だけ切り取って”自然が好きです”っていうのに違和感を感じる。
  見たいところだけ見るみたいな。」

Y「確かにね。ところで、虫は本当は宇宙から来たものだっていう仮説があるの知ってる?」

私「えっ何それ?」

Y「結構有名な話だよ。虫だけ進化の過程がないだとかいって生まれた説。
  (その他、生命の起源である海に住む種類が極端に少ないとか諸理由あり)」

私「ほぉ」

Y「つまりだよ、そもそも植物は地球のもので虫は地球外生命体だとすると、”同じ自然”じゃないという事になる。」

私「お〜なるほど、面白いね。」

Y「虫だけを特別嫌う人たちは地球人なんだよ。地球人からしたら虫はエイリアンだからね。」

ここで、目の前の席に座っているおじさんと目が合う。

私「え?その場合私は何になるの?」

Y「宇宙人」

私「私宇宙人なの?じゃあYは?」

Y「私も宇宙人かな。」



そうか、そういうこともあるのか。

地球人が圧倒的に多いと思ってたけど、そう考えると宇宙人もたくさんいるな。

どうやら私も宇宙人だったようです。

以後お見知りおきを。



「次は〜新宿〜、新宿でございます。」


清澄庭園の鴨。右の鴨を見て「頭がない」と焦ったが変な方向に曲がっているだけだった。
コメント
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