歩くたんぽぽ

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東京都知事選で考えたこと

2014年02月09日 | 社会
本日投票日を迎えた東京都知事選。
有力候補の宇都宮健児さん、細川護熙さんを破って舛添が当確。

NHKでは自民党の石原伸晃、公明党の高木陽介が舛添の勝因についてたらたらと喋っている。
彼が当選したのは政策を訴え続けたからではなく組織票とメディア戦略。
そして若者が選挙に行かなかったこと。

細川さんが結果を受けて「脱原発がなかなか争点にならなかったのは、それをさせないための大きな力が働いたからだ。」と言っていた。
元総理が言うのだから説得力がある。
実際にそういう力があるのだな。

これによって自民の暴走を妨げる力がまた一つなくなってしまった。


1月22日の日本記者クラブの記者会見でで宇都宮健児さんの言葉を聞いてこの人しかいないと思った。
このような賢明な人が都知事選に出馬してくれたことに感動した。
しかし彼も言ったように今回の都知事選は議論の場が少なく、単なる人気投票になってしまう危険性があった。
その場合、知名度の高い者が票を獲得するシステムになってしまう。
まともなことを言う人は地味だから、宇都宮健児さんが当選することはかなり難しいなと思っていた。
今回の選挙で私には選挙権がない、ただそれが悔しかった。
記事The Huffington Post Japan

それが、投票日が近づけば近づくほどSNSで見る名前は宇都宮健児さん、これには驚いた。
宇都宮健児さんの声を聞くために渋谷にどれだけの人が集まったか、
日本初のライブストリーミングスタジオ兼チャンネルDOMMUNEへの出演、
おなじみ奈良美智、座間宮ガレイなどの応援の声、
2006年に放映されたプロフェッショナルの映像
これが新しい支援の形。
思いが乗っかるといろんな方向に広がって行くのだな。


2月2日渋谷

この写真を見たときにとても衝撃を受けた。
2013年7月の三宅洋平の選挙フェスの光景が浮かぶ。
若い人、小さな子どもを持つ親、使命感を持った年配者。
様々な人が彼らの話を熱心に聞く姿は、私をも元気づけてくれる。

この短い期間に急速に広がった宇都宮健児さんの支持の輪。
宇都宮健児さんが獲得した票は、そのすべてに強い思いが込められていると確信している。


大事なのは負けても負けても屈しないこと。
まともな言葉を堂々と言う人は少ないかもしれないけれど確実にいるのだ。
そして自分自身が熱い心を持って勉強し発言していけるようになっていかないとね。

宇都宮健児さんブログ
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