歩くたんぽぽ

たんぽぽは根っこの太いたくましい花なんです。

I am not ABE

2015年03月28日 | 社会
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3月27日(金)報道ステーションに出演します(多分)
これが最後です。
恵村さんに続き、番組チーフプロデューサーM氏も明日で更迭。
これまでの素晴らしい映像をよく見てください。
全部M氏が官邸や幹部の圧力と闘って作った作品。
こちら⇒http://www.tv-asahi.co.jp/dap/bangumi/hst/feature/
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これは26日の古賀茂明さんのツイート。



古賀さんは元経産省の役人でありながら、国家の暴走に対し警鐘を鳴らす希少な存在だ。

2011年に講談社から『日本中枢の崩壊』を出版し、

経済産業省現役幹部(当時はまだ現役)が官僚批判をしたということで大変話題になった。

当時、官僚にこんな人間がいるのかとそれは驚いたものだ。



古賀さんは報道ステーション(テレビ朝日)に金曜のコメンテーターの枠でたまに出演していた。

どうやら、それを降板することになったらしい。

なぜそんな貴重な人材を番組から降ろすのか、理由は明白だ。

絶対的権力からの圧力。

こういうことを言うと馬鹿にする人もいるかもしれないけれど、

そういうことが本当にいろんなところで起こっているのだ。

発言力があり国にとって都合の悪いことを言う人が人知れずどんどんテレビの世界からいなくなっていく。

人知れずというのがとても危険なのだ。



そんな状況下、27日の報道ステーションで彼がとった行動というのがにわかに話題になっている。

全国ネットで彼が掲げた言葉が本当に凄い。

ただでは辞めないという強い意志と覚悟が伝わってくる。



「I am not ABE」。



3月27日報道ステーション動画
その後のインタビューは信頼を置くべきインディペンデント・ウェブ・ジャーナル。
YouTubeの動画は既に削除されていた。



生放送の醍醐味。

古館さんの言葉の真意があまり分からなかったけど、彼も圧力と闘っているのだろう。



テレビの世界は狭い。

それでも皆が共有出来るものであり、ぼけっとしているといつのまにかそれに侵されていく。

それが世界だと勘違いしてしまう。

今どんどん窮屈になっていくテレビ界に、古賀さんが一瞬風を通してくれた。



彼が言いたいのは安倍反対!ということもあるけれど、言いたいことを声を大にして言おうということなのだと思う。







田部祥太さんの記事
官邸の圧力!?『報道ステーション』で安倍批判をした古賀茂明が番組を降ろされた!
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