スマル亭@弥生町
静岡かけそば放浪記14 スマル亭
ラーメンがだめならお蕎麦があるさ。
今日のランチはかけそば放浪記シリーズの第14弾です。
しかし今回はお店の場所が遠いんですね。
私のポリシーとして、エコロジーに配慮して、ランチに車は使いません。
静岡市内なら自転車で大丈夫です。
寒風吹きすさぶ中、ママチャリでのんびりと出かけました。
自転車を漕ぐこと30分、何とかお店にたどり着くことができました。
こちらは静岡市とはいえ場所はもう清水区草薙のお隣の弥生町です。
広い駐車場がありますが、車は一台だけしか止まっていませんでした。
まずはお店に入りましょう。
先客はお一人だけで、券売機に向かいました。
ただ今の時間は午前10時40分ほどですから、まだモーニングが食べられる時間です。
券売機に千円札を入れて、ボタンを押します。
最初にうどんかお蕎麦かそして大盛りか普通かを選ぶ方式でした。
もちろんお蕎麦の普通盛りです。
モーニングサービスはいろいろなお蕎麦に炊き込みごはんが付いて350円というものです。
嬉しいことに具が何種類か選べましたが、私はキツネそばにしました。
無事食券とお釣りが出て、お隣の厨房にこの食券を渡します。
店員さんは年配の男性がおひとりでした。
店内の掲示を見るといろいろと変わったお蕎麦もやっていて、このあたりは企業努力を感じます。
「トマトそば」は珍しいですね。
さらにはワンコインのランチもあるようです。
こちらも試したいですが、さすがに遠いからね。
セルフのお冷をくんで席で待ちますと、すぐに出来上がったと声がかかりました。
それをトレイに乗せて席まで持ってきます。
おや、これは思ったよりもボリュームがあるぞ。
きつねうどんと炊き込みご飯がトレイに乗っていました。
まずはきつねうどんですが、お揚げが大きいですね。
しかも甘く上手に煮てあります。
卓上の一味唐辛子を掛けていただきます。
そばは腰のあるタイプではないですが、普通に美味しいです。
そして意外に量もある炊き込みご飯です。
味付は薄く、物足りない感じでもありますが、お蕎麦と一緒にいただくにはこれで十分です。
そして何と具も入っています。
これはアサリでした。
途中でもう一人男性のお客さんが入ってきて店内は三人になりました。
すべて立ち食いではなくイスが置いてありますから、ゆっくりと食べることができます。
もちろん普通のお蕎麦屋さんに比べるとそばの味は落ちますが、このお値段ですからそれを上回って余るものがありますね。
チェーン店にしてはだしの味が濃いのも嬉しいです。
「スマル亭」さんと言えば「桜エビのかき揚げそば」が看板でしたが、最近は高値もあって振るわなくなりました。
以前は静岡市にも私の家の近くに数軒ありましたが、今ではこのお店が一番近い店です。
そういえばかなり昔に街中のお店で冷凍の年越しそばを購入したことを思い出しました。
あれは美味しかったなあ。
感慨に浸っているうちにお蕎麦がなくなり、無事終了です。
食べ終わった食器を返却口に下げて、お店を後にしました。
この後も30分の帰り道が待っています。
ごちそうさまでした。