静岡ラーメン放浪記2

ラーメン大好きな管理人が、自ら食べ歩いた静岡のラーメン店を巡る紀行文。
最近では居酒屋放浪記になりつつあります。

ささもと@新宿

2024年09月11日 07時04分29秒 | 居酒屋

ささもと@新宿

 さて、「てんぐ大ホール」さんを出て、再び新宿思い出横丁に戻ってきました。
ここで本日最後のお店に入ります。
お店の名前は「ささもと」さんといいますが、私はたぶん初めての訪問になります。
開店時間の午後3時半の少し前にお店に着きました。

 

 お店が開くまで少しあたりを散歩していたら、そこに時間がかかりすぎたようで数分オーバーしていました。
戻ってみるとお店はすでに開いていて先客もお二人入っています。
カウンターだけの細長いお店で、私は真ん中あたりに座りました。
まずは瓶ビールを注文します。

 

 先客のお二人はともに年配男性の一人客で、ご主人とは顔なじみの様子でした。
私は初めてのお店なので様子をうかがってゆっくりしています。
まずはそのお二人が「串煮込み」の注文です。
私が黙っているとご主人から煮込みはどうですかといわれ、素直にそれを注文しました。

 

 こちらは串に刺さった煮込みで二本がお決まりのようです。
部位はたぶんフワとガツでしょうが、やわらかく煮込まれていて美味しいですね。
お皿によそう時に汁も入れてくれるんですが、私は飲みませんでした。
先客さんは焼き物や梅割りなどの注文でのんびりしています。

 20分ほどして一息ついたので度主人に、「生もの」はできないのかを聞きます。
するとそれには時間がかかるんだと返されました。
これはたぶん作りたくないという意思表示ですから、諦めて普通の焼き物に換えます。
こちらはお隣さんが注文したものと同じレバーです。

 

 上にねぎが乗せられていてその上から醤油もかかっています。
こういう食べ方のレバーもいいものですね。
そしてビールが空きました。
ここはやっぱり梅割りをいただきましょうか。

 

 この梅割りは一升瓶からショーチューを生のまま注いで、ほんの気持ちだけうめシロップを付けたものです。
立石のうちださんでも有名ですが、これが結構きついんです。
度数が高いので飲みすぎると後が怖いところですが、今日はこのお店で最後ですから大丈夫でしょう。
そしてもう一つ最後のおつまみを注文しました。

 それは気になっていた、「キャベツ煮込み」です。
注文を受けると串に刺さったキャベツを煮込みの鍋に放り込みました。
キャベツをじっくりと煮て、ついにそれが出てきました。
なるほどこれは美味しいわ。

 

 柔らかくなったキャベツが絶品で、煮込みの汁も美味しいです。
私の両隣の方はけっこう気さくな方で、同年配なので会話が弾みました。
こういう感じのゆったりとした雰囲気はいいものです。
そしてのんびり飲んでいるとあっという間に一時間が経過しました。

 面白いもので同じ思い出横丁の並びでも、こちらのお店にはほとんどお客さんが入ってきません。
先ほどの晩杯屋さんには外国の方でにぎわっていましたが、こちらは別格ですね。
そのおかげで静かにお酒を楽しむことができました。
梅割りも何とか飲み干して、ここでお会計です。

 

 お二人にご挨拶をしてお店を後にしました。
しかし思い出横丁も外国の方が多くなりましたね。
ごちそうさまでした。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする