とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「フォックスキャッチャー」 (ねたばれ注意)

2015-03-01 23:25:44 | 映画
タイトル:フォックスキャッチャー
製作年:2014年
配給:ロングライド
監督:Bennett Miller
主演:Steve Carell
他出演者:Channing Tatum、Mark Ruffalo、Vanessa Redgrave
上映時間:135分

1996年に起きた事件を映画化した作品だ。

マークとデイヴの心理は理解できるが、ジョン・デュポンはよくわからない部分があった。
自分が支配者ではなくなったチームを解散する選択肢もあったと思うが、
一番、短絡的な方法に走ってしまったのは、何に駆り立てられたのか。

自分を抑圧する存在であったはずの母親が亡くなって、
強い喪失感とともに、理性をコントロールできなくなってしまったのか。
もしくは、やっと自由になると思ったが、そうはならなかった現実に失望したのか。

スティーヴ・カレルの演技は、人間の闇の部分を想像させてくれた。
(惜しくもアカデミー賞主演男優賞は逃したが)

教訓としては、権力のバックグラウンドがお金のみの場合は、
そのことを受け入れた対応をしないといけない。人の心まではお金では買えない。

点数は、7点(10点満点)。


「プリデスティネーション」 (ねたばれ注意)

2015-03-01 00:49:23 | 映画
タイトル:プリデスティネーション
製作年:2014年
配給:プレシディオ
監督:Peter Spierig、Michael Spierig
主演:Ethan Hawke
他出演者:Sarah Snook、Noah Taylor
上映時間:97分

ロバート・A・ハインラインの小説「輪廻の蛇」を映画化した作品らしい。
感想は「よーわからん」。
真面目に映画の内容を振り返ってみると、ポイントは2点。
・タイムパラドックスの限りを尽くし、劇団1人だけど、スタートどこ???
・オーストラリア人女優サラ・スヌークの一人二役

宣伝は、爆弾魔の阻止だが、それはダミーで、
タイムパラドックスに翻弄される人生って・・・。

過去へ戻ることで、未来を変える発想になると、いろいろな矛盾が発生するが、
そこは目を瞑って、ストーリーや人間模様を味わわないとといけないのだが、
やっぱり入ってこない。

点数は、5点(10点満点)。