とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

広島 vs 巨人(東京ドーム 2016/8/25) 広島、25年ぶりの優勝への勢いを見た

2016-08-25 23:10:05 | 野球観戦
昨日の勝ちで、ついにカープ優勝へのマジックナンバー「20」が点灯した。
マジック点灯後、最初の試合で、これまで通りの戦いができるかが、今日の見所だった。

カープの先発投手は、九里。
巨人の先発投手は、広島県出身の田口。

カープはランナーは出るもののなかなか点が入らない。
3回裏に巨人が、坂本のタイムリーツーベースで先制。
さらにランナーをためて、村田のスリーランホームランで、4-0とリードを広げた。

村田は直前の守備で、丸の三遊間へのヒット性のゴロを反応よくさばいており、
いつも以上に体がきれているようで嫌な予感がしたが、体調がいいのだろう。

カープは、ようやく、6回の表に鈴木誠也のタイムリーで1点返して、4-1。
新井さんは、通算1,000得点を達成。

7回表には菊池のタイムリーで、4-2。
8回表には、田口をリリーフしたマシソンから、鈴木誠也がソロホームランを放ち、4-3。
ただし、マシソンは最速156kmのストレートがあり、鈴木誠也がよく打ったものの、1点が重そう。
沢村にピッチャー交代した方が点が取れるだろうと思いつつ、8回裏の巨人の攻撃。

一岡がギャレットにツーベースを浴びたものの、後続を打ち取り、1点差で9回表へ。

予想通り、いつもの巨人の継投で、沢村が登板。
代わりばなを、代打の松山がセンター前へはじき返し、先頭打者が出塁。
すかさず、代走赤松。

ここで、代打の新人西川が送りバントをあっさりと決めて、1アウト2塁。
振り返ると、ここが今日の勝負の分かれ目だった。
プレッシャーのかかる場面で、簡単にランナーを進められたことで、沢村は落ちる球を投げにくくなったのではないか。
続く、田中のセカンドゴロで2アウト3塁。
勝負は菊池に託された。

菊池はあっさりと2ストライクを取られたが、3球目を3塁線へ打ち返した。
村田が横っ飛びで好捕し、1塁へ送球したが、菊池のヘッドスライディングがわずかに早く、4-4の同点。
球場がどよめく中、丸の登場。

沢村が慎重になったのか、3ボールの後、甘く入ったストレートを狙い打ち。
ライトスタンドには届かなかったが、スリーベースヒットとなり、5-4と逆転。
さらに、新井さんもタイムリーでダメ押しし、6-4。

9回裏を中崎が3人で締めて、逆転勝ち。

序盤のチャンスをつぶして、14安打で6点は決め手に欠けたが、
これでもかと攻めて、最後は勝利をもぎ取るという、今シーズンのカープを象徴するような試合だった。
これで、マジックは2つ減って、「18」。
優勝はほぼ確実なので、短期決戦へ向けて、集中力を切らない戦い方が求められる。
目標は、日本一の奪還だ。