「破門 ふたりのヤクビョーガミ」 （ねたばれ注意）

面白かった。俳優の演技もよかった。
特に、橋爪功の小清水は、最高だった。
でも、そもそも比較が難しいが、小説の方が楽しめたかなあ。
2時間の映画ではコンパクトにまとまり過ぎていて、一つ一つのシーンの濃さが薄まっているように感じた。
それぐらい小説のインパクトが強かったということなのかもしれないが。

小説とイメージが違ったのは、桑原が人前でカラオケを歌うシーンだ。
あそこの歌い方は難しかったと思う。
この歌が映画のストーリー上の伏線にもなっていて、「なるほど」と。

まあ、正直、これを関西以外の人が見て、面白いと思ってもらえるのか微妙やな。

点数は、7点（10点満点）。

タイトル：破門 ふたりのヤクビョーガミ
製作年：2017年
製作国：日本
配給：松竹
監督：小林聖太郎
主演：佐々木蔵之介、横山裕
他出演者：北川景子、濱田崇裕、矢本悠馬、橋本マナミ、中村ゆり、木下ほうか、キムラ緑子、宇崎竜童、國村隼、橋爪功
上映時間：120分