とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「悪女」(ねたばれ注意)

2018-02-28 23:59:00 | 映画
アクションそのものもダイナミックだが、見せ方の斬新さに度肝を抜かれた。
冒頭、主人公のスクヒが一人で敵のアジトに乗り込んでいくシーンが圧巻。
車のボンネットに乗って、片手でハンドルを握って運転する?

また、ストーリーも生温いところがなく、救いのないリアリティが韓国ぽい。

スクヒを演じたキム・オクビンの次の作品が楽しみになった。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:悪女
製作年:2017年
製作国:韓国
配給:KADOKAWA
監督:チョン・ビョンギル
主演:キム・オクビン
他出演者:シン・ハギュン、ソンジュン、キム・ソヒョン
上映時間:124分


「ザ・シークレットマン」(ねたばれ注意)

2018-02-28 23:58:00 | 映画
ウォーターゲート事件の内部告発者である「ディープ・スロート」こと元FBI副長官マーク・フェルトの実話。
昨今、内部告発者の権利を守る動きが強化されてきているが、そういう制度のなかった時代に、
職務への信念に基づいて不正を正そうとした男の話である。

同じ盗聴行為でもテロリストに対して使うのは許されて、政敵の情報収集に使うことは犯罪という判断を厳格に行い、
自らの出世のために目を瞑らなかったことが尊敬されるべきところだろう。

そういう意味でニクソンは酷い大統領として描かれているが、トランプはどうなんだということが、
今、この作品が作られた意義かもしれない。

点数は、7点(10点満点)。

タイトル:ザ・シークレットマン
原題:MARK FELT: THE MAN WHO BROUGHT DOWN THE WHITE HOUSE
製作年:2017年
製作国:アメリカ
配給:クロックワークス
監督:Peter Landesman
主演:Liam Neeson
他出演者:Diane Lane、Marton Csokas、Tony Goldwyn
上映時間:103分