とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「十二人の死にたい子どもたち」(ねたばれ注意)

2019-02-18 23:59:00 | 映画
冲方丁の小説が原作。
読もうと思っていたが、映画が先になってしまった。
タイトルからおどろおどろしい展開も覚悟したが、いい意味で予想を裏切られた。

人それぞれ、死にたい理由はあるにせよ、生きる理由もある。
他人に「生きろ」と言うことが、自分にも返ってくる。
孤独、あるいは家族や恋人とだけのコミュニケーションで、
小さな世界に閉じこもることの負の側面を気付かせてくれる。

スリリングな展開から、最後にねたばらしの構成に既視感があったが、
堤幸彦監督で思い出した。
「イニシエーション・ラブ」と同じだ。

点数は、8点(10点満点)。

タイトル:十二人の死にたい子どもたち
製作年:2019年
製作国:日本
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:堤幸彦
主演:-
他出演者:杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗
上映時間:118分