とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「ダウントン・アビー」(ネタバレ注意)

2020-01-20 23:59:00 | 映画
大ヒットしたイギリスのTVドラマの映画化。
映画の本編が始まる前に、登場人物の紹介があって助かった。
主人公のクローリー家の家族関係が複雑で観終わってから、復習して、ようやくわかった。

時代の変化の中で、貴族としての生活を守るための葛藤が描かれており、
観ている側は、それが長くは続かないことも知っている。
いわゆる、「滅びの美学」だ。

今回のエピソードは、イギリス国王が「ダウントン・アビー」を訪れることで起きるドタバタ劇。
基本的にはコメディーだが、たまにシリアスな事件が起こり、はらはらもする。

女性の社会進出や働き方改革、LGBTもぶっこんできて、現代の社会問題をみているよう。
100年ぐらい前を舞台としているが、古く感じないところが受けているのだろうか。

過去のTVシリーズのプロモーション的な意味合いの作品と思うが、
続きが観たくなったので、続編があるかもしれない。

点数は、6点(10点満点)。

タイトル:ダウントン・アビー
原題:Downton Abbey
製作年:2019年
製作国:イギリス、アメリカ
配給:東宝東和
監督:Michael Engler
主演:Hugh Bonneville、Michelle Dockery
他出演者:Maggie Smith、Elizabeth McGovern、Laura Carmichael、Allen Leech、Penelope Wilton、Imelda Staunton、Jim Carter、Phyllis Logan、Brendan Coyle、Joanne Froggatt、Rob James-Collier、Kevin Doyle、Michael Fox、Lesley Nicol、Sophie McShera
上映時間:122分