とりビーな毎日

中年おやじの映画鑑賞メインの趣味の記録です

「フォードvsフェラーリ」(ネタバレ注意)

2020-01-22 23:59:00 | 映画
タイトル通り、ル・マン24時間耐久レースで常勝のフェラーリを負かすという仕事をフォードから請け負った男の話。
フェラーリに勝つことも簡単ではないが、フォードという巨大組織内部からの横槍の方が精神的に辛い。

これは普通のサラリーマンにも通じる話で、マーケットと上司のどちらの評価が大事かという問題だ。
上司の顔は立てつつも、目の前の敵に勝つには、イエスマンでは成果は出せない。
なので、とても楽しめた。

クリスチャン・ベイルが演じるケン・マイルズから教えられたのは、
燻っているときは、自分でも何がやりたいかわからないことだ。
日々の生活に流される中で、自分が何がやりたいかよりも、
自分に何ができるかに目を向けたことが成功への道だったのではないか。

自分の個性であり、能力を見出してくれる存在との出会いの重要性を感じた。

点数は、9点(10点満点)。

タイトル:フォードvsフェラーリ
原題:Ford v Ferrari
製作年:2019年
製作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
監督:James Mangold
主演:Matt Damon
他出演者:Christian Bale、Tracy Letts、Jon Bernthal、Josh Lucas、Caitriona Balfe、Noah Jupe
上映時間:153分


ハプスブルク展(国立西洋美術館)

2020-01-22 23:30:00 | 美術館
国立西洋美術館で開催のハプスブルク展を鑑賞。
ハプスブルク家が建造し、1891年に開館したウィーン美術史美術館の所蔵品からの展示。

その時代の名品、名画の収集もさることながら、肖像画の人物たちの容姿や服装に目を奪われる。
「薄い青のドレスの皇妃エリザベト(1837-1898)」の蜂腰の細さは本当だったのか気になって仕方ない。

絵画以外では甲冑が迫力があった。
着用すると重くて動けないと思ったが、武術は王の務めだったのだろう。
実際に王様が前線で戦闘することはないだろうから、あくまでも鍛錬の道具なのだろう。

こういう展示をみると、近代以降の芸術家の作品は、経済的に成功した市民(資本家)が所有していることが多いが、
長い時代を経て、芸術の民主化が進んできたことを感じざるを得ない。