Amazonプライムビデオにて鑑賞。
原作は、2017年発行の又吉直樹の小説。
原作を読んでいるときの主人公永田のイメージは著者の又吉だったが、山﨑賢人が演じることでどう変わるかに興味が湧いた。
オープニングでは、山﨑賢人らしからぬくたびれた感じが意外だったが、作品中でトーンは変わらない。
永田の自己顕示と自分の才能を直視できない弱さに揺れる心情を山﨑賢人が好演していた。
途中からは永田にしか見えなくなった。
ただ、エンターテインメント作品としては、永田の弱さに共感しつつも、行動に移さないことにいら立ち、楽しめない。
映画には原作小説の著者の目線は、あまり感じないので、どうしても永田のクズっぷりが目立ってしまう。
自分ではどうしようもない葛藤や自己嫌悪に徹底して寄り添うことで、小説として成り立たせた著者の優しさの作品だからだろうか。
映画としては、松岡茉優が演じた沙希の可憐さが素晴らしかった。
点数は、6点(10点満点)。
タイトル:劇場
製作年:2020年
製作国:日本
配給:吉本興業
監督:行定勲
主演:山﨑賢人
他出演者:松岡茉優、寛一郎、伊藤沙莉、上川周作、大友律、井口理、三浦誠己、浅香航大
上映時間:136分
原作は、2017年発行の又吉直樹の小説。
原作を読んでいるときの主人公永田のイメージは著者の又吉だったが、山﨑賢人が演じることでどう変わるかに興味が湧いた。
オープニングでは、山﨑賢人らしからぬくたびれた感じが意外だったが、作品中でトーンは変わらない。
永田の自己顕示と自分の才能を直視できない弱さに揺れる心情を山﨑賢人が好演していた。
途中からは永田にしか見えなくなった。
ただ、エンターテインメント作品としては、永田の弱さに共感しつつも、行動に移さないことにいら立ち、楽しめない。
映画には原作小説の著者の目線は、あまり感じないので、どうしても永田のクズっぷりが目立ってしまう。
自分ではどうしようもない葛藤や自己嫌悪に徹底して寄り添うことで、小説として成り立たせた著者の優しさの作品だからだろうか。
映画としては、松岡茉優が演じた沙希の可憐さが素晴らしかった。
点数は、6点(10点満点)。
タイトル:劇場
製作年:2020年
製作国:日本
配給:吉本興業
監督:行定勲
主演:山﨑賢人
他出演者:松岡茉優、寛一郎、伊藤沙莉、上川周作、大友律、井口理、三浦誠己、浅香航大
上映時間:136分
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