東京都美術館にて、「クリムト展 ウィーンと日本1900」を鑑賞。
グスタフ・クリムト(1862-1918)は19世紀末ウィーンを代表する画家。
既存の権威や表現方法からの自由を求めて、作品を生み出した人だ。
得てしてこういう人は世間に認められず、貧乏を極めていることが多いが、クリムトは若くして経済的に成功していたようだ。
女性にもてたようだし、パトロンとの関係も悪くなかったのだろう。
作品からは、純粋に自分の表現を追求して、そのままを見てもらいたいという欲求だけを感じる。
ゴッホの絵から感じるような切実さとかぎらぎらしたものは感じない。
もともとが金細工師の家系ということもあるのだろうか。
本展のクライマックスは「ベートーヴェン・フリーズ」の複製だが、
「ユディト1」や「ヌーダ・ヴェリタス」にクリムトらしさを感じる。
作品の煌びやかさに目を奪われるが、女性の一瞬の表情に表れる本質を捕らえることで、永遠を表現しているように見える。
凄い観察眼と表現力である。
グスタフ・クリムト(1862-1918)は19世紀末ウィーンを代表する画家。
既存の権威や表現方法からの自由を求めて、作品を生み出した人だ。
得てしてこういう人は世間に認められず、貧乏を極めていることが多いが、クリムトは若くして経済的に成功していたようだ。
女性にもてたようだし、パトロンとの関係も悪くなかったのだろう。
作品からは、純粋に自分の表現を追求して、そのままを見てもらいたいという欲求だけを感じる。
ゴッホの絵から感じるような切実さとかぎらぎらしたものは感じない。
もともとが金細工師の家系ということもあるのだろうか。
本展のクライマックスは「ベートーヴェン・フリーズ」の複製だが、
「ユディト1」や「ヌーダ・ヴェリタス」にクリムトらしさを感じる。
作品の煌びやかさに目を奪われるが、女性の一瞬の表情に表れる本質を捕らえることで、永遠を表現しているように見える。
凄い観察眼と表現力である。
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