ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

百日祝

2006-10-22 17:34:59 | 

 

   105日になりました。

 

    21日、土曜日。今日は和音君の百日祝だ。朝が不得手な妻も今日は早く起きて、赤飯を作っている。私も久しぶりに愛車を洗車。お宮参りするのに汚れた車では神様も嬉しいはずはない、と思ったのだ。9時半に若夫婦のマンションに到着。和音君はにこにこご機嫌さんで迎えてくれた。最近は夕方になると疲れるのか、ぐずることが多いが、笑顔をふりまいている。程なく婿さんのご両親も到着した。相変わらず感じが良いご夫婦だ。

 

  さっそく、氏神さまへ宮参り。本殿でお払いを受けたが、始めはおとなしく婿さんのお母さんに抱かれていた和音君だったが、祝着が暑かったのだろうか、途中でぐずりだした。さすがに年の功か、お母さんがすばやく祝着を脱がして事なきを得た。途中、太鼓の音が鳴り響いたが、それにもおびえることもなく、さすがに男の子だと思った。神官さんも名前が良いのか、太鼓の音に負けなかったね、と褒めてくれた。

 

 記念写真は3時からというので、とりあえずマンションに戻って、お祝いの膳を頂く。和音君はお箸初めである。歯が丈夫に生えるようにとの祈りを込めて、お母さんが若松海岸まで石を拾いに行ったとのことだ。

 

 おいしく食事を頂いた後、ショッピングモール内にある子供専門のスタジオへ。七五三の季節なのだろうか、お客が多く、次々と着飾った幼児たちが写真に納まっている。この店は従業員全員が女性のようだったが、怖がらせないように、笑顔を引き出すように、おもちゃなどの小道具が満載でしきりに機嫌を取っている。なるほど、女性が適任だ!と感心した。

 

 和音君の順番が来た。祝着を着せ、帽子をかぶらせて、写真撮影開始。ところが始めは笑顔はなかったものの泣きだすことはなかったが、5分位するとぐずりだした。動かないように体や足を縛られていて、かつ祝着なので、暑くて辛抱できないのだ。大人でも我慢できないと思うほどだ。案の定、着物を脱がせると汗がびっしょりだった。これでは泣くのも当然だ! このため撮影を中断して休憩時間をとることにした。

  

 到津八幡宮                 和音君のお膳 

 

結局、途中中断を2回はさみ、カスタネットや団扇で懸命に機嫌を取って、写真撮影を強行した。和音君も嫌だっただろうが、親たちも大変だった。何とか笑顔を引き出すようにそれぞれが得物を持って頑張るのだが、和音君には通じない。一番効果があったのはスーパーの袋をくしゃくしゃする音だった。

 

狂騒の時をすごして、とりあえず撮影は終わった。というより、あきらめムードだ。解放された和音君は、すぐに寝てしまった。疲れ果ててしまったんだろう。こんなに苦労した写真だが、娘は不満だったようで、再度後日に再挑戦する、とのことだ。偉い!というべきか諦めが悪いというべきか!

 

コメント (22)
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