このところ仕事が忙しく、あちこち飛び回っていた。そんな中で、ふと気付くと、今日はゴルフだ! メールで案内は来ていたのだが、じっくり見てなくて、携帯のスケジュールに書き込んでいただけだったので、忘れていたのだ。
朝7時、そそくさと準備して出発。外は今にも降りそうな曇天だ。天気予報は雨とのことだが、昨日までの快晴はどこに行ってしまったのかといいたい。8時過ぎにユーアイGCに到着。着替えなどして出ると、私を探している。もうスタートらしい。8時半スタートのはずなのに、早まったみたいだった。
パートナーは誰かと聞いてみると、なんと我が社のマドンナ。今年結婚したM女史とその上司たちだ。これはこれは大変な1日になるぞ、と思ったら案の定、大変な1日になってしまった。
グリーンの状態を体に染み込ませるために、スタート前はパットの練習をするのが定石なのだが、時間が無いおかげで練習出来なかったのだ。これが火に油を注いだ。
ドライバーとアイアンの切れは依然として好調を持続して、スタートのロングはパーで上がったのだが、2番以降がパットが全然入らない。3パット、4パットの連続だ! 原因はグリーンが読めないこともあるが、リズムなのだ。M女史があまりにスローなのと、コースを右往左往するので時間がかかり、後の組に追っかけられて、グリーンを読むことすら出来ずに、あせってしまっているのだ。
アウトはそれでも46のスコアで上がったが、昼食休憩の時に冷たい雨が降り出し、その影響もあってインは、手袋が雨で滑るなどしてショットまで悪くなり、全くゴルフにならなかった。
結果が全てなので言い訳はしたくないが、リズムというのがいかに大事なのか、きちんとしたグリップがゴルフの基本だ、ということが身にしみて分った。
M女史であるが、決して女史を叱っているのではない。女史は懸命に男性の中に混じって、持ち前の明るさと前向きな姿勢で頑張っているのだ。性格的にも人を分け隔てることなく、親切で皆から好かれている。ただ、グリーン上のルールに堪能ではなく、自分のことだけに一生懸命になればいいのに、ボール探しや人の世話までしているので、プレーがどうしても遅れるのだ。人のことはいいから、自分のことだけ考えて!と何度叫ぼうかと思ったが、無邪気な笑顔を見ると何にも言えないのでした。
結果だが、46,52の98だった。やっと100を切った程度で、自慢はできない。ただ、急ぐあまりに30cmあまりのパットを2回も外したし、ピン方向を間違えてOBを打ったことなどを考えると、たられば的には90位のスコアだったと思う。
表彰式だが、この成績なので期待していなかったが、飛び賞を頂いた。ハンディは15で23人中10位の成績だったのだ。別にニアピン賞もGETした。ニアピンは156ヤードの打ち下ろしのショートホールだったが、1mくらいに見事に寄せた。が、バーディは取れなかった。パットが不調だとゴルフそのものも面白みが欠ける。ワンオンフォーパットのダボ、なんていうとあきれるやら腹立たしいやら。
ただ、今日の反省として、ゴルフを安易に考えていたようだ。最近の好調さを過信していたようにも思える。天気にしたってそうだ。ゴルフを楽しみたいと思ってたのなら、なぜ女神さまに晴れビームをお願いしてなかったのか? と。天罰かも。(いやいやそうではありません、と言ってくださる人がいることを願っています)