わが街のシンボル。JR小倉駅
我が家の物置の鍵が無くなってしまった。山芋掘りの記事で紹介したと思うが、始め3個あったものが、とうとうぜ~んぶなくなってしまった。このおかげで、当たり前のことだが物置が開かない。映画で見る鍵開け名人のように、針金や細い釘で何とか外れないかと試したが、到底無理だということが分った。どうしようかと思案しながら、熊本に出張に出かけたが、案ずるより生むが安し! 妻がちゃんと解決した。
難しく考えることは無い。鍵をなくしたのなら、それを買えばいいのだった! 鍵という特殊品は売っていない、と頭から思っていたのだが、合鍵は売っているのだ!。
対策に窮した妻は、次女の婿が園芸や外構関係の卸会社に勤めているので、物置も守備範囲に入っているかもしれない、と相談したのだが、それがピンポン。大正解だった! 婿から鍵番号が分れば合鍵は手に入る!と簡単に言われ、合鍵の手配までしてもらったのだ。
これを出張先で聞いて、実は愕然とした。私の頭の衰えにだ! 私の会社の製品には同じようなドアの鍵がいくつも付けられているが、保守担当の要請から、同じ鍵で全部が開けられるように鍵番号を指定されることが多い。すなわち、鍵の形状は鍵番号で管理されているのだ。だから、我が家の倉庫も鍵番号が分れば、自ずと合鍵は判明するのだ。仕事の上でお客さまに説明する時は、それが当然と分っているのだが、物置にも適用されるとは考えてもいなかった。恥ずかしい話だ。
頭を柔軟に、適正な対策能力を維持できるように、鍛えておかなければと思ったことでした。