ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

農林水産展

2006-11-28 21:40:21 | 平々凡々

 

 わが街は、昔は4大工業地帯の一つとして、街中のいたるところに煙突が首を出し、青空をさえぎるのが我が仕事のように真っ黒な煙をもくもくと噴出していた。そんな中で、我々子供達は煤煙に負けずに、路地を走り回り、大声を出し、元気良く暮らしていたものだ。

 最近は、大気汚染対策が浸透して、黒い煙は見かけなくなった。不思議なことにこれと呼応するように景気も悪くなり、人口も減少して商店街も寂れてしまっているようだ。一つの時代の終焉を暗示しているようで、なんか淋しい。

 そんななかで、市は町興しとして美術館や芸術劇場、あるいは大学、研究機関などを誘致・整備して、文化の町を標榜している。もちろん、目玉は圧倒的に女性に人気がある門司港レトロであることは間違いない。

また、市は工業が駄目ならば、と第1次産業を支援する姿勢を見せてもいる。この前紹介した関門だこに力をそそぎ、平松漁協の日曜朝市や脇田の少年釣り大会など市の後押しを受けているのだ。

で、今日はそのような催しの一環の農林水産展である。毎年11月の後半の土、日曜に開催されているが、今年は25,26日だった。我が家は土曜は所用があったので、日曜に行く時と決めていた。例によって情報通の長女が聞き込んできたところによると、前日の土曜日は9時開店で牡蠣やサザエ、ふぐなどめぼしい海産物は10時半にはもう売切れてしまったとのことだ。だからこれは大変とばかりに張り切って出かけた。会場にちょうど9時に着いたが、小雨模様で駐車場はまだまだ空いていた。牡蠣の試食やふぐやかにの味噌汁、サザエのつぼ焼きなどテント小屋に並んでいる。おいしそうな匂いだ。野菜や果物類も並べられている。

 私がサザエを買って、妻がもち米を調べていると、長女が和音君をベビーカーに乗せてやってきた。出歩くことが好きな人だ。和音君は寒い中を元気に笑顔を振りまいている。やはり外が好きなのだろうか? 女二人は早速ふぐの味噌汁を食べている。1杯100円なり。ふぐの身も入って安い。

  
  サザエは8個で1000円。自然薯は平均1000円強か

私は、その間ベビーカーを押して会場をめぐる。人でいっぱいだ。農林館の中では山芋を売っていた。やはり自然薯で小さいものが700円、大きなもので2500円だった。これから推定すると私が掘ったものは1000円から2500円程度で、1日分全部で8000円くらいかなぁと思ったりした。

 雨が本降りになってきたので、あわてて退場することに。野菜を主にかなりの買い物をしたようだ。

  和音君と別れて、サティへ。お歳暮の展示会が目的だ。妻は混み合わないうちに手配したかったようで、まだまだ客は少なく、あらかじめ品物は決めてはいたようだが、商品を確認できたようだ。(私はその間、例によってぶらぶらと売り場巡り。実に色んなものが売られている。女の子向けの小物商品が多いようだ。やはりターゲットは女性! なのだ)

 アッシー君が終わって、帰宅すると本降りの激しい雨。 我が家でくつろいで、さぁ、ゆっくりゴルフ観戦。諸味里さんが崩れて残念だったけど、さくらちゃんは頑張りました。
コメント (21)
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