連弾。シャッター時間が長いので、ぶれて写りました。
日曜日、午前中は居間の模様替えで汗をかいたが、午後はゆったりした生音楽を鑑賞して、日頃の殺伐な脳をクリアした。
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長女は芸短大を卒業後、ピアノの講師や資格試験の審査員などをしているが、自分自身の技能維持というか勉強のために、地元の二つの音楽サークルに加入している。ひとつはピアノ演奏が主であり、ひとつは室内楽主体である。両方とも隔年で発表の順番が廻ってくるようだ。今年は後者の管樂合奏とピアノのアンサンブルグループ「しきあふさ」の第10回公演が、北九州芸術劇場小ホールで開催され、長女はピアノ連弾で出場した。曲は「ピアノ連弾のための五つの風景」。篠原真さんの作曲で、ピアノコンテストなどに良く使用される明るくて軽快な有名な曲だ。
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「しきあふさ」はメンバーの出身地を単に並べたもので、順に下関・北九州・赤池・福岡・佐賀だったと思う。男女20人位のメンバーであり、いろんな職業の人がいる。<o:p></o:p>
管樂というのは、それだけで曲を表現するのは難しいようで、他の楽器と協力し合って一つの世界を導き出しているようだ。私は素人なので、よく分からないが特にオーボエやクラリネットはフルートやホルンと組み合わさってる気がする。これに弦楽が加わると、それこそオーケストラになって奥行きが深まるのだろうが。
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小ホールは100人位の会場であるが、入りきれないのか、最前列に20席くらい補助席も出されて盛況だった。中世の教会音楽を思い起こす地味な音楽だが、子供たちも多くみられた。私はというと一番前の補助席だったが、クラリネットが心地よい子守唄に聞こえ、マリア様の懐の中で思わず寝てしまうところだった(妻が横から突っつくので現実世界に引き戻された)。
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長女の連弾は長年の成果だろうけど、それなりの表現力もあって、成功裏に終わった。長女が子供の頃、コンテストに出ていたときは、それこそ心配で心配でゆっくりとは聞けなかった。特に小5だったか、県の大会でエレクトーンで「新世界より」を引いた時は、もう心臓発作寸前だった。
<o:p>焼き鳥で最初に出てきた料理。 奏汰君をあやしている和音君 </o:p>
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演奏会には次女夫婦も来ており、無事に終わって慰労の意味もあって、全員で焼き鳥屋に行くことにした。和音君、奏汰君も一緒だ。二人とも上機嫌だ。和音君はちっともじっとしておらず、焼鳥屋の1Fと2Fを行ったり来たり。危ないので親もあとから付いて回って・・・。お疲れさんでした。<o:p></o:p>