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水曜日、スモモを三つ食べる日ですが、代りに甘柿を食べながら、テレビを見ていた。N○Kの「ためしてガッテン」だ。その日のテーマは「静電気」だった。
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これから寒気の到来とともに空気が乾燥する。女性は皮膚が痛むし、唇が荒れるので大変でしょうが、私も怖いのです。自動車が!<o:p></o:p>
車に乗る時は大したことないけど、降りるときドアに触れた瞬間にビリッ!!! やけどをしたかのような衝撃的な痛さが走る。とくに指先の緻密な神経の部分なので痛いことこの上ない。
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テレビでは電気ウナギも顔負けの女性が紹介されていたが、私もこれほどではないけれど、電気人間だと思う。車から降りる時は手袋などして用心しているが、それでも時々ビリッが来る。小心な私なので何とかならないものか、とつねづね考えていた。濡れタオルがいい、と聞いたことがあるが面倒だし、忘れてしまったらどうしようもない。<o:p></o:p>
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その日のテーマはまさに私が知りたい静電気対策を科学的に解説していた。一言でいえば、少しだけ電気を通す部材に触って、溜まった静電気を流してしまえ、ということだった。なるほど、痛いのは溜まった電気が急激に奔流となって一点から流れるので痛いのであるが、少しずつ手のひら全体から放出すれば、知覚もなく、静電気がなくなってしまうということだ。<o:p></o:p>
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対策は判った。合板や壁などに触って、静電気を除去すればいいのだ。 が、車から降りるとき、適当な合板があるだろうか? 車のドアのプラスチック? または 座席シート? どれにタッチすればいいのだろうか? ついでに、助手席の麗しい女性にもタッチしておくべきだろうか? 実験してみよう!
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