わが社のボーナスは10日に出る。だから来週となるのだが、明細書は金曜日に配られた。給料袋と同じように開封することなく妻にそのまま手渡したが、今年度は好調な業績なので、昨年よりかなりアップしているはずだ。 私以上に現役世代は懐が暖まっているに違いない。
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そして土曜日、妻とデパートに出かけた。伊勢丹ではなく、地元のデパートだ。歳末商戦たけなわで、ポイントが多めにたまる何とかセールをしているのだった。
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ずいぶん久しぶりのデパートだったが、相変わらず大勢の人で混雑していた。圧倒的に女性が多い。さすがにイ○ンのような、大量品販売ではなく、ブランド商品がゆったりと並んで高級感があふれている。量より質の時代に移り変わったのだろうか。
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7階のチャイルド・文房具エリアに寄った後、エスカレータで下っていると妻が紳士服フロアで立ち止まった。良いものがあるか見てみようと言う。春にスーツや礼服を揃えたばかりだし冬服はそれなりに持っているので、欲しい気持ちは薄かったが、妻はジャケットが気にいらなかったようだ。出勤時はカシミヤのオーバーコートを着ているが、タウンジャケットはユニクロで買った厚手の防寒ジャケットしかない。だからスーツの上から手軽に着れるジャケットを買ってくれるというのだった。出勤時に着てもいいし、ゴルフや遊びの時にも重宝するものだ。
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あれこれ品定めして、結局厳冬期から春先まで調整して着れるというジャケットに落ち着いた。ただ、私の手が少し短いのでその手直しに1週間かかるという。高い買い物だったが、妻は「これ着てあと5年は頑張ってもらわねば・・・」
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それから、婦人服フロアで妻のセーターを選んだ。かなりの時間を費やした。最後に2種類を選んでどちらにしようか、と悩んでいるので、(体型的に)太っ腹の私は両方とも買ったらと提案したが、家計を預かる妻は我慢して1枚だけ購入した。
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夕方から出かけたので、帰る時はすっかり暗くなっていた。街の中心を流れる紫川の街路樹や橋周りに色鮮やかなイルミネーションが飾られて華やかな装いで彩られていた。クリスマスまでカウントダウンも始まり、いよいよ今年もあとわずかと感じたのでした。
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