ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

裁判員制度

2008-11-22 22:58:31 | 平々凡々

 

    いよいよ我が国でも裁判員制度が始まる。まだまだ遠い先のことだと思っていたが、来年5月のスタートらしい。社では、急に任命を受けてもあたふたしないようにとの意向からか、裁判員制度の説明会が開かれた。

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 講師は法務局員で法務省製作のPR-DVD「裁判員制度」を見て、その後に説明をするものであった。「裁判員制度」DVDは中村雅俊や西村雅彦が出演している1時間のドラマで、裁判員に指名された人たちの戸惑いや裁判への関わり方をヒューマンドラマとして描いていた。なかなかの傑作で、機会があればぜひとも見ることをお勧めする。

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 ドラマが終わった後、実際の手続き・関わりについて紹介があった。裁判員は都道府県ごとに指名されるが、まず年度ごとに選挙人名簿からその年の裁判員候補者を抽出し、その後裁判ごとにその抽出者からさらに抽選で裁判員を選ぶと云う。県毎だから、犯罪が多くて人口が少ない県は当たる確率が高いことになる。ちなみに我が福岡県は、裁判員候補者は300~600人毎に一人、実際に裁判員に当たる確率は4000人に一人程度らしい。そしてまもなく初年度の裁判員候補者の抽選が行われると云う。

 

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 さてさて、国民の義務として、あるいは権利として、任命されたら参画しなければならないのだろうが、警察官から声を掛けられただけでも飛び上がってしまう小心者の私だ。大役が務まるのだろうか。公正な判断が出来るのだろうか。他人の主張をきちんと聞き分けて、自分の意見を纏めることが出来るのだろうか。ドラマと同じように、裁判を通じて自分が成長できればよいのだが

 

 

コメント (12)
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