連休二日目。予報では曇りであったが、空は明るく晴れていた。娘たちの予定は、バドミントン大会やら紅葉狩りなど、それぞれ秋を謳歌しているようだ。私たちに声がかからないので、仕方なく懸案のワックス掛けをすることにした。
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ワックス掛けは毎年実施することにしているが、忙しさにかまけて1年以上も間が開いていたので、フロアが傷ついている。孫たちが元気に走り回っているので仕方ないことだ。 朝食の後、居間のテーブル類を片方に押しやって、妻に清掃を任せて私はホームセンターにワックスを買いに行くことにした。買い置きが残り少なくなっていたのだった。その途中で図書館に寄った。予約していた「探偵ガリレオ」が戻ってきたと連絡があったのだ。たしか3人待ちの筈だったが、予想外に早く廻ってきたので、嬉しい。
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用事を済ませて家に戻ると、フロアの掃除は終わっていたので、早速ワックスを掛ける。スイーパーに取り付けるモップの代わりに古くなった緬のシャツを巻きつけて固定する。この巻き付け方が悪いと、ワックスにムラができる。 ワックス液は細長い樹脂製の底が浅い箱に入れて、それをスイーパーに吸わせて、床に塗りつけるという寸法だ。長年手馴れた作業なので、コツはつかんでいる。始めの頃は、うすく伸ばして塗らなくては、と思っていたが、最近は厚さで勝負!とばかりに、極力厚く塗るようにしている。慣れたのだろうか? 横着になったのだろうか?
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空気が乾燥しているのだろう、乾きは早いがそれでも乾くのに20分くらいは掛かる。全部2回ずつ塗るつもりなので、乾く間に3階や1階、階段や踊り場などを計画的に掃除しながら順番に塗ってゆく。
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私の性格は、大雑把だ!と妻は言う。掃除にしたって、隅はせずに真ん中だけをちょこっとするタイプだ。妻は逆で隅々まできちんとやらないと気が済まない人だ。このため、掃除のときは意見が衝突することが多い。妻はなぜかワックス掛けに合わせて年末の大掃除も併せてするという! このため、運べる家財道具はすべて取っ払って、掃除をすることになった。公平に考えると、妻の言い分の方が正当性があるようなので、私も同意して出来うる限りの片付け・掃除とワックス掛けを行った。
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結局、全部が終わったのが5時前。7時間以上も掛かったことになる。さすがに疲れたが、床はワックスが光って、気持ちが良い。これで孫たちが駆け回っても大丈夫だ。
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