ここ数年、私の闘いは体型の維持だった。平成7年にそれまで30年間も吸っていたタバコをきっぱりと(それこそキッパリです)止めた途端にお腹が膨らみ始め、首周りも太くなってきた。あっというまに体重は右肩上がり、5キロ、8キロ、遂には10キロと順調に?増加していった。その結果、タバコによる肺がんの心配がなくなった代わりに、今度は肥満による高血圧や糖尿病、痛風などの成人病と云うか生活習慣病の恐怖が襲ってきたのだ。
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もちろん、そればかりではなく衣服はすべて買い替えることになってしまった。妻も同様に体型変化を味わっているので、衣類の購入には寛大(な振り)ではあったが、毎年のようにスーツを新調せねばならないのではさすがに眉も逆立つ。 給料が激減した後は、私も安穏と太っているわけにもいかず、懸命にジムで汗を流し、体型復活と維持に努めてきた。
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世話してなかったのに植木鉢から顔を出しました。
その甲斐あって、3年位前は4キロ増にまで戻り、ウエストもかなり締まっていたのだが、ここ2年でまたまた太ってきた。リバウンド傾向なのだ。その原因は、と考えるとやはりストレスだろうか。友人世代が退職するにつれて、私の相談相手や憂さ晴らしの相手が少なくなり、職場の雰囲気が悪いと気分も低下する。このために、酒量も増えるというパターンだ。心技体というが、心があってこその体なのだ。
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会社でも健康維持活動に積極的で、4月から個人的にカウンセラーを貼り付けられてヘルスサポートを受けている。その目標は、2キロ減の62キロ。私が思っているベスト体重は61キロなので、まあまあ妥当な目標値なのだが、これが難しい。2ヶ月掛けて、62キロ台まで落ちては来たが、さてあと1キロだ。
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これから梅雨に入る。雨が降ると朝夕の徒歩通勤も少なくなろうし、異動の時期だから酒席も増える。せっかく10年前のズボンが履ける体型を保っているのだが、それもおじゃんになるかも知れない。秋のカウンセラー終了時にリバウンドしていることだけは避けたいのだが、さて。
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