九州が今日、梅雨に入ったそうだ。平年より10日ほど遅いらしい。デスクから窓越しに外を眺めると、雲が一面に掛かっていて、いかにもすぐに雨が降りそうだ。気温も低い。半袖のシャツを着ているが、少し肌寒い。夏の事務服を着重ねた。
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ついに今年も梅雨が来た。湿った空気が体にまとわり付いて、気持ち悪いのはもちろんだが、一番嫌なのが、靴の中に水が入ることだ。子供の頃のようにゴム長靴だったら、水溜りでも平気なのだが、今時そんな人はいない。靴底から水を吸って、靴下がびしょぬれになる。今の靴は買って4年程度だ。かなりくたびれてはいるのだが見かけは良い。おまけに私の歩き方が良いものだから、かかとは片減りもせずに立派なものだ。だが、小さな穴が開いているのか水を吸うのだ。だから、雨のときはぴょいぴょいと水溜りを避けて歩いている。 豪雨のときはこれはもう仕方ない。腰から下がびしょぬれ、パンツまでも。 梅雨の間に2度ほどは覚悟がいる。こんな時は電車通勤は嫌になる。濡れた靴やズボンは社では高温恒湿槽という便利な実験設備があるから、U君に頼んで乾かしてもらう。ゴルフ場の乾燥機と同じようなものだ。これがなければ、替えのズボンを準備しておかなければならない。
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ふと気づくとアジサイの花も綺麗に色づいている。特に額アジサイは絶品だ。高貴な赤紫色の花弁は凛としていて近寄りがたい雰囲気さえ漂わせている。<o:p></o:p>
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不思議なものだ、とも思う。梅雨に併せて田植えが始まる。気温が低くて米作に適さない北海道では梅雨が無いのだから。弥生時代の昔から、梅雨が我々の生活のリズムに大きな影響を与えているのだ。
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これから、1ヶ月。適度な雨量を期待し、集中豪雨が無いように願いたい。治水がしっかりしている我が国とは言えども、毎年被害が出ているのだから。
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