ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

沈まぬ太陽

2009-11-16 21:00:59 | 平々凡々

 

   奏君、パパのグラブを持って楽しそう。パパは野球部時代を思い出して奏君に特訓する気、マンマンのよう!

 

 

   土曜日、朝一番に妻のかかりつけの病院へ。季節性インフルエンザの予防接種だ。ここ何年か予防接種を受けている。体力が衰えているので、少しでも予防が出来れば、と。新型インフルエンザは受けられないので、せめて季節性だけでも接種しておこうと妻が申し込んでいたのだ。

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 9時過ぎに問診表を持って病院に着いた。すぐに注射して終わり、かと思っていたのだが、待合室には大勢の人が所在無さ気に座っており、それから約1時間待つ羽目になった。こんなに待つのだったら、DSを持ってきたのに!

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 予防接種するのにも先生の診察が必要なのだ。安全対策なのだろうが、度が過ぎているような気がしないでもない。自発的に予防接種を受ける人は、それなりに医療知識はあると思うのだが。待ちに待って、診察室に妻と呼ばれて、先生が喉の炎症がないか調べて、「はい、OK」。注射を打たれた。その間3分。注射を打つのも看護婦さんだ。先生じゃない!

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 これで午前中はつぶれてしまった。注射した直後なので、無理な運動も控えた方が良いと判断して、ジムに行くのを諦めて、午後は映画に行くことになった。妻が観たいと言っていた「沈まぬ太陽」だ。御巣鷹山に墜落した日航機を廻る人間像を描いた作品で、小説のモデルがとやかく言われている話題作だ。

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 始まってまもなく、昭和40年代の組合闘争とケニア駐在時代、そして問題のジャンボ機墜落のシーンがシンクロナイズされて波乱のストーリーを予感させていたが、ほんの数時間前に注射を打つた時に涙の道が出来ていたのだろう、彷彿と涙が溢れてきた。特に孫が祖父母に逢いに行く健気な一人旅、家族そろって楽しいはずの飛行機の旅、出張に赴く若いパパの断腸の想い・・・などなど。

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 3日前には私も飛行機に乗った。屋久島へ向かったプロペラ機だ。ちょうど前線が活動し始めた頃で、気流が悪くて恐い思いをした。思わず神様に航行の無事をお願いしたのだが、ジャンボ機の整備不良という人為的ミスが原因とは、悔しくて航空会社を呪わずにはいられないと思う。その心情がダイレクトに私に伝わって、私の心も痛んだのでした。

 

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 先日、コメントを入れる時の確認番号が、「1111」 。別に大したことではないのですが、なぜか縁起が良いような気がして!  もう少し若かったら、すぐにパチンコ屋に繰り出すところですが、なぜか屋久島行きの飛行機に乗る羽目になりました。

 

 

 

 

 

 

 

コメント (12)
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