梅雨に入って1週間。毎日雨が降り続いて湿度も100%近く鬱陶しい。体調も思わしくなくて、このところジムも御無沙汰している。からりと晴れた夏空が懐かしい。ニュースによると北海道は真夏日の青空だという。羨ましい。実に羨ましい!<o:p></o:p>
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そんな日曜日、娘達家族が私の退職記念とかで下関(唐戸市場)の回転寿司を招待するというので、好意に甘えることになった。退職したのは3月末だから、今頃?という違和感はあるのだが、何でも4月に予定していたのが、色んな行事が重なってこの6月にずれ込んだという。いずれにしても家族が勢ぞろいするのでいやおうはない。
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<o:p> 唐戸市場内。美味しそうなお寿司、海鮮丼が並んでいます。</o:p>
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和君は幼稚園で初めての父親参観日だという。そのため、次女家族と先に繰り出して、予約しておく事になった。何しろここは安くて旨いから2時間待ちくらいになるのだ。時折り激しく雨が吹き荒れてはいたが、私たちはルンルン気分で11時過ぎに着いた。美味しいものを食べる時は機嫌も良くなる!この天気なのでお客は少ないだろうと思っていたが、いつも以上に大勢の客で溢れていた。この不景気の世の中なのに、ここだけは別世界。関門海峡を眺めながら握り寿司や海鮮丼を食べている家族連れが多かった。
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次女がうまく立ち回ったので、待ち時間は1時間少し。私達はたっ君をあやしながら関門海峡を廻る船などを眺めながら時間をつぶした。奏君は持ち前のネアカでお調子者の性格をもろに出して興奮しまくり。パパはお守りするのに手を焼いていた。
12時過ぎ、ボックス席が空いたとコールがあった時にちょうど長女家族も到着した。グッドタイミングだ。和君も大好きな回転寿司ということで、奏君と一緒にお箸やお醤油用の小皿や湯飲みなどの準備。いつものようにライバルの二人、競争のように自分の前に並べて寿司が来るのを待っていた。
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大人6人、孫3人の総勢9人なので、ボックス席には全員が座れない。このため、婿殿二人はカウンター席に座ってもらった。孫達はまず、サーモン。わさび抜きの特注品。それから鉄火やイクラ。私達もウニ、イカ、えび、鯛、アジ、トロ・・・などをお腹いっぱいに詰め込んだ。
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食べ終わった後、関門橋を見渡せる広場で、花束贈呈式をするという。私への退職祝いだそうだ。和君と奏君から花束をプレゼントされて、嬉しいやら気恥ずかしいやら。思わず胸が熱くなっていたのだが、引き続いて感謝状に添えてお手紙やワインのプレゼントがあった。回転寿司の御馳走だけだと思い込んでいたので、この思いがけないプレゼントにもうびっくり。手渡された感謝状を読んでいると、思わず涙が溢れてきた。別に大したことはしていないのに! 娘達の結婚式でさえも涙を流さなかったのに、この時はとめどもなく涙が流れた・・・。その後は全員で記念写真を撮ったのだが、私にとっては深く思い出に残ることは間違いないだろう。
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帰りは我が家にみんな集まってゆっくりしたのだが、夕方に娘達家族が引き上げた後、妻と二人で娘達からの手紙を読んだ。その中には私への感謝の気持ちと私達が子育てをしたように母親として息子を無事に育てたいという切ない気持ちが述べられていて、またもや感涙に咽んだのです。私は幸せ者だとつくづく感じた。
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その他に、少なからぬ祝儀が入っていた。妻と旅行に、というつもりなのだろう。孫連れて旭山動物園が妻の一つの望みだ。望みは叶う!と思いたい。
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