先週の水曜日、ニュースや新聞で流れたので知っている方も多いだろうが、夕方の時間帯でJRが5時間以上も不通だった。原因は橋げた(鉄鋼材)に亀裂が入っていたのが発見され、その修理に時間を要したものだ。何でもこの部分の亀裂は以前にも見つかり、その時は小さかったので徐行運転して急場をしのぎ、深夜に応急修理したらしいが、またまた同じ部分が痛んだという。電車が通過中に橋梁が壊れるとものすごい事故になるのは見えているので、仕方ないとは思うが、それにしてもある程度は分かっていたようなので、もっと早く手を打てなかったものか。でも、私の通う区間内だったので、乗り合わせた電車で事故が起きなくて良かったと感謝すべきかもしれない。
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その日、何も知らない私と同僚のU君が連れだってH駅に着いたのが5時半過ぎ。改札口では駅員が懸命に不通である旨を説明していた。その時点で復旧がいつ頃になるか見通しが立っていなかった。私達は即座に長期戦を覚悟して、駅前で臨時懇親会を開くことにした。2人だけでは寂しいのでしばらく逢っていないヨットオーナーのO君を呼び出すと、すぐに駆けつけてきた。
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O君、体型もそう変わらず、元気だった。相変わらずヨット三昧の日々を過ごしているようで、夏の山陰シリーズの萩ヨットレースでは準優勝も果たしたという。それに、つい先週はフランス旅行から帰ってきたばかりだとも。その前は北京にも出かけたとかで、夫婦二人で優雅な生活を過ごしている。実に羨ましい。そういえば、U君の奥方は英語が堪能で旅行会社の応援ガイドをしているが、欧州ツアーに添乗したり、海外からのツアー客を案内したりと結構忙しいようだ。もちろんその間はU君は一人ぼっち。家事にまめな男なので、悠々と独身生活を楽しんでいるようだ。
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電車は8時に復旧した。久しぶりの飲み会でほろ酔い気分の私は、たまにならこんなことも良いなとJRに対して太っ腹な気分で帰ったのでした。
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さて、その次の出勤日の金曜。なんとずっと懇意にしているお客様から連絡があって、私と飲みたいという。20年もお付き合いしている課長で、私と同じく来春がどうも退職(移籍)になるようだ。人情に厚い人で色んな仕事を共にして、お互いに気ごころを知った仲なのだ。午後に来社していただき、形だけの業務打合せをしたあと、懇親会となった。メンバーは従来からの気の合った仲間たち。美味しい酒を酌み交わしたのでした。
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ここしばらくは飲む機会がなかったのだが、不思議なことに続けて2回も飲むことになった。それも楽しい仲間たちと。ストレスは少なくはなっているが、それでもやはりストレスはある。それがすっかりと解消されたのでした。<o:p></o:p>