やまなみハイウエイ、狭霧峠から眺めた湯布院。黄砂のため霞んでいましたが紅葉がきれいでした。
3日目。毎日食べ尽くめ、運動無しなので体型に異常を感じる。体重計に乗った妻はかなり驚いたようだが、知らん顔して黙っている。私も当然変化量は秘密だ。
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今日は我が家に帰るだけなのだが、それじゃ面白くも無いというので、黒川温泉を訪ねることにした。霧島・別府・黒川と有名温泉の3連荘だ。昨日の佐伯すっぽかしが響いていたのだろう、妻が別府を立つ前に漁協が経営している「潮彩屋」に行くという。今日は大した行程では無いので私も喜んで潮彩屋に乗り入れた。
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<o:p> 左:やまなみハイウエイ(長者原)から観た久住(硫黄山)</o:p>
<o:p> 右:今年はマツタケが豊作で、出店が。左下から1000円、2000円、3000円、5000円の箱。買いませんでした!</o:p>
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お目当ての「ひじき」が無かったとつぶやいていたが、そこそこのお土産を手に入れて10時に別府を後にして、城島高原、湯布院、やまなみハイウエイを通り抜けて、黒川温泉へ。湯布院を見下ろす狭霧峠では草紅葉と云うのだろうか、見事に草原が茶褐色に彩られており、絶景には感嘆した。春の緑の若葉も良いが秋の絨毯も良いものだ。黒川温泉に着いたのが昼過ぎ。街の駐車場に車を停め、温泉街を散策した。
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この黒川の中心部に来るのは初めてだったのだが、渓流沿いに旅館やお土産店がレトロ風な装いで立ち並んでいるのには驚いた。湯布院はちょっとけばけばした感じがするが、この街は落ち着いており、なるほど、女性に好まれそうな佇まいだった。ちょうど、看板の好悪についてアンケートを求めており、私たちもそのアンケートに応えて黒川温泉とネーム入りのタオルを貰った。街を良くするために頑張っているのが眼に見えて、好感がもてた。
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<o:p> いこい旅館の囲炉裏と自然豊かな渓流沿いの露天風呂。温泉を満喫しました。</o:p>
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散策した後は、立ち寄り湯に入ることになった。私たちは雰囲気もよく、無料で囲炉裏や足湯などを開放している、いこい旅館を選んだ。一人500円。適当な?値段だった。渓流沿いに男女別々に露天風呂があって、木洩れ日の中をゆっくりとお湯に浸かっていたら、次から次に客が押し寄せてきた。それも殆どが若い人。女性湯も黄色い嬌声が絶え間なかったから、同じように客で溢れていたのだろう。
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追い出されるように風呂から上がって(妻は身体が温まってなかったのか、帰ってから風邪を引いてしまったようだ)、囲炉裏で温泉卵を食べた。大きな薪がくすぶるように燃えて、ほっとするような空間が演出されており、ゆっくりと時間が流れて心地よかった。
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これで温泉巡りも終わり、玖珠から高速道に乗って我が家を目指した。今回の旅の一部は3月に娘達から頂いた私の退職祝いを充当した。お陰様で、会社を忘れ、孫達の世話も忘れてのんびりと過ごせた3日間でした。ありがとう。
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