ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

城島酒蔵開き・・・JRウオーキング

2012-02-12 21:19:22 | アウトドア

 

建国記念日の土曜日朝6時半、張り切って家を出た。3か月ぶりのJRウオーキング、それも我が県の酒どころ、城島の酒蔵開きなのだ。冬季はウオーキングは休み、若い身体をもてあましていたのだが、やっと身体の赴くままに活動できる!(笑)

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 ところがバス停でバスの時刻を確かめて驚いた。「そうだ、今日は休日だった!」 土曜日だとは認識していたのだが休日でもあった。土曜日と祝祭日ではバス運行時刻が違う! 乗ろうとしていたバスはもう10分も前に出ていた。 次のバスは30分待たねばならない。 茫然として考えた。タクシーで駅に向かう手はあったが、こんなことで貴重なお金を浪費することはできないと、寒い中じっと我慢の子、辛抱した。

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 ウオーキングの最寄り駅は荒木駅。鹿児島本線の久留米の次の駅。このトラブルで計画より30分遅れて到着した。だが同じようなザックを担いだウオーキング者が多くて、今年も盛況だなと喜ばしく思ったりもしていた。寒気も過ぎ去って天気は快晴、ウオーキングには絶好の日よりだったのだ。

 

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 JRのウオーキング案内では歩行距離は荒木駅から9キロ、酒どころ城島の酒蔵が協力して各社自慢の新酒を振舞って盛り上げているようで酒好きの私、美味しい酒を飲めると期待していた。

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 田園地帯をオゾンを吸いながら優雅に歩いて疲れもなく最初の酒蔵に到着した。で、試飲はというと、もう200人位の長い列が出来ていて、これを見た瞬間にとてもじゃないと諦めてそこをパス。次の酒蔵へ向かった。ところがそこも人が溢れており、仕方なくメイン会場で一気に試飲しようと考えてここもパス。

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左:「花の露」酒造の酒蔵。 右:メイン会場で。利き酒に並んでいる行列ですが、どこが最後尾なのか?

 

 カタログを見ると城島地区の酒蔵は私が知っているだけでも「比翼鶴」「有薫」「池の亀」「花の露」「万年亀」「杜の蔵」など、二桁の酒蔵が記載されていて、正直驚いた。地元の酒を飲んでいたのだと。酒が自由化になって、自由に出回るまではやはり地元の酒が優先だったのだ。

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 それから数か所の酒蔵を唾を飲み込みながらもパスして、メイン会場に着いた途端にたまげた。もう広い公園は11時過ぎの早い時刻なのに人でいっぱい。利き酒比べなどはもう長蛇の列。どこが最後尾なの全然分からない。こんなに多い人混みは初めてだ。各酒蔵からの出店の角打ちやB級グルメなどにも黒山の人が群れており、私は唖然とした。「これでは、私が入り込む余地がない」<o:p></o:p>

どう見積もっても人の数は1万人以上。5万人位と思えた。好天気と相俟ったのだと思うが、赤い顔になっている男衆も多く、やはり酒蔵開きを楽しみに近隣各所から来ていたのだろう。

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<o:p>メイン会場の横手に広場ではB級グルメなどが店を出していた。丁度昼飯時、広島風お好み焼きがあったのでその匂いに誘われて。イケメンのお兄さんが焼いていました。歩き疲れた身体が生き返りました。</o:p>

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で、私は連れもなく一人身。寂しいこと、この上もない。早々に退散することにした。でもお土産のお酒はちゃんと手に入れて。<o:p></o:p>

帰りは荒木駅までのシャトルバスが出ているということで、途中のそのバスストップまで歩いたのだが、それがまた大変だった! 各酒蔵と荒木駅を巡回しているバスなのだが、無料ということもあってもう満員。数少ないバスなのに、満員通過されるといつ乗れるか分からない。2台目は私の前で満員札止めだったので、次のバスが来た時は私も懸命、降車ドアを開けてもらって無理やりに乗り込ませてもらった。おかげでせっかく手に入れた「花の露」がドアに挟まって割れるところだったが、私の大事な命の水、痛かったがお尻をガードにして何とか助かった。

左:メイン会場に向かう道で。昔、ポッポ鉄道と言う名のミニ汽車が走っていたと言う線路、今は歩道になっています。田園風景が広がって、実に快適。今年一番の陽気に誘われてかモンシロチョウが飛んでいました。もちろん今年初めてです。

<o:p>右:ふと見上げると電柱にせっせと巣作りしているカササギが。もちろんツガイでした。</o:p><o:p>電力会社は困っているのです。巣だけなら問題ないのですが、この巣の中の卵を目当てにヘビが登ってきて短絡事故を起こすから。</o:p>

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それにしても、凄い人出だった。私が帰る時にもまだまだ訪れる客は多く、お酒が人を呼び寄せる集客力は凄いものだと感心した。

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夕食で、苦労して持ちかえった「花の露」を飲んだ。口当たりが柔らかく、女性が好みそうなすっきりした甘いお酒で妻も美味しいと好評。とりあえず良かった!

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コメント (10)
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