散歩中で見かけた園芸種を中心に幾つか選んでみました。
▼イヌサフラン(コルチカム) 別名:オータム・クロッカス
イヌサフラン(旧ユリ)科イヌサフラン(コルチカム)属、球根植物、北アフリカ原産、花期:9月~10月、
ルチカムの仲間には、春咲き、秋咲き、冬咲きのタイプがありますが、オータムナーレ種や
スペシオサム種は秋咲きタイプのコルチカムで、日本では夏から秋に球根を植え、
秋に花を楽しむ植物として親しまれています。
土の中から蕾を出し、サフランやクロッカスに似た透明感のある美しい花を咲かせます。



▲下段の写真は野生化していて藪のなかに小群落となっていました。
▼キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔) 別名:エンゼル・トランペット
ナス科チョウセンアサガオ属、低木、南米原産、花期:7月~11月、樹高は2m程。
キダチチョウセンアサガオ属の栽培品種はドイツ、アメリカ、デンマークなどで多数 。
花は下向きに垂れ下がり、トランペット形、長さ20~30㎝、普通、白色で、黄色、ピンク色もある。
他にチョウセンアサガオ(ダチュラ)がありますが、多年草、で花は、上向きに咲かせる。
「チョウセンアサガオ」の「チョウセン」は、朝鮮原産という意味ではなく、海外から入って来たことの意味。
また「アサガオ」と名前がついていますが、アサガオはヒルガオ科、チョウセンアサガオはナス科に
また「アサガオ」と名前がついていますが、アサガオはヒルガオ科、チョウセンアサガオはナス科に
分類されており、全く類縁関係のない別種の植物です。


▼アゲラタム 別名:カッコウアザミ
キク科カッコウアザミ(アゲラタム)属、1年草扱い、熱帯アメリカ原産、花期:5月~11月、
さわやかな涼感のある淡いブルーの花色と、ふんわりとしたソフトな質感が魅力の花です。
開花期は長く、霜が降りるまでアザミに似た花を茎の先端に総状に付ける。


▼アンゲロニア
オオバコ科アンゲロニア属、1年草扱い、中米、南米熱帯原産、花期:6月~10月、
初夏から秋まで次々と花を咲かせ、長く楽しめるおすすめの草花です。

▼エキザカム 別名:ベニヒメリンドウ(紅姫竜胆)
リンドウ科ベニヒメリンドウ(エキザカム)属、1年草扱い、インド洋ソコトラ島原産、花期:7月~10月、
花は個性的で、青い花弁と中心部の雌ずい・雄ずいの黄色とのコントラストもかわいらしい。
白花も出回っています。

▼シュウカイドウ(秋海棠) 別名:ヨウラクソウ(瓔珞草 )
シュウカイドウ科シュウカイドウ(ベコニア)属、多年草、中国原産、花期:8月~10月、
バラ科の海棠(カイドウ)に似た花を秋に咲かせていることから、この名がつきました。
夏の終わりの涼風とともに明るい桃紅色の花を咲かせる。

▼カラミンサ(カラミンサ・ネペタ) 別名:カラミント
シソ科トウバナ(カラミンサ)属、多年草、地中海沿岸原産、花期:6月~11月、
流通するのは、カラミンサ・ネペタ種とカラミンサ・グランディフローラ種で、
ネペタ種の流通量が最も多く、一般的にカラミンサというと多くの場合はネペタ種を指します。
グランディフローラ種は、ネペタ種に比べると花が大きいのが特徴です。
茎の上部の葉の付け根から短い花柄を伸ばし、シソ科の植物らしい唇形花を多数咲かせます。


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