花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

暑くても秋の花が咲き始めています。ワレモコウ、ツリフネソウ、ヤブツルアズキ、他

2020-09-10 | 花の写真
9月と言っても、今年はバカ暑い日が続いて秋の気配とはいきませんが、
それでも、庭のシュウメイギクをはじめ、秋咲く花があちこちに見られるようになりました。

ワレモコウ(吾亦紅 )
バラ科ワレモコウ属、多年草、花期:8月~10月、
花は枝分かれする茎の先端に密集してつき、1~2cmほどの短い穂になります。
花は穂の先端から咲き始めます。 
一つ一つの花は小さく2mm弱で、花弁はなく、赤みを帯びた茶色の部分は萼です。

ツリフネソウ(釣船草 )
ツリフネソウ科ツリフネソウ属、1年草、花期:8月~10月、
花序は、葉の上部に斜めに立ち、紅紫色の花を付ける。
距はいちじるしく後ろに突き出て渦巻状になる。
この花が咲き始めると秋が来た感がします、まだ咲き始めてたばかりで蕾状態が多い。
コンクリートの道路脇にも生えていますが、直ぐに刈り取られてしまいます。

ノアザミ(野薊)
キク科アザミ属、多年草、花期:5月~8月、
頭花は紅紫色で直径4〜5cmあり、枝先に上向きにつく。 
総苞は広卵状球形でくも毛(細くて長い毛が縦横に重なる)がある。
道端の道祖神とノアザミ

ニラ(韮)
ヒガンバナ科ネギ属、多年草、花期:8月~9月、
花茎の先端に、半球形の散形花序をつけ、径6 - 7mm の白い小さな花を20 - 40個も咲かせる。
花弁は3枚だが、苞が3枚あり、花弁が6枚あるように見える。雄しべ6本、子房3室。
緑黄野菜で広く畑で栽培されているが、道端等にも生えている。


ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)
マメ科ササゲ科、つる性1年草、花期:8月~10月、
花は黄色で長さ1.5〜1.8cm。2個が合着して筒状になった竜骨弁はクルリとねじれ、
左側の翼弁がかぶさっている。右側の翼弁は竜骨弁を抱くようにつきでる。 
(分かり難いですが、中央のやや白っぽく尖っている部分が竜骨弁、一番外側は旗弁 )
よく似たノアズキの花があるが、竜骨弁への翼弁の巻き方が違う。

ノササゲ(野大角豆)
マメ科ノササゲ属、つる性多年草、花期:8月~9月、
茎は針金状に長く伸びる。
葉の腋から出る花序に、15-20mmの淡黄色の蝶形の花を付ける。


ヒメジョオン(姫女菀 )
キク科ムカシヨモギ属、越年草、北米原産、花期:6月~10月、
どこにでも見られる雑草ですが、後から渡来したハルジオンにその場を追われつつある。
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