花の少ない時期、以前にも同じような竹と笹を投稿していますが、
改めてまとめておこうと思い経ちましたが、
先ずは、タケ(竹)とササ(笹)の違いから、
竹とは、イネ科タケ亜科の常緑木質植物のうち大形のものの総称。
一般に小形のものはササと呼んでいる、
タケは気候が温暖で湿潤な地域に分布し、アジアの温帯・熱帯地域に多い。ササは寒冷地にも自生する。
その違いは、
葉鞘といって竹皮と呼ばれているものが最後まであるかどうかです。
竹は、この葉鞘(竹皮)が成長するにつれてなくなっていきます。
笹は、いつまでも残ります。あと竹に比べて丈の低いものが多い傾向にあります。
しかし、オカメザサのように膝丈ほどのタケや、メダケのような背の高いササもある。
笹は節目から3本以上の枝を生やすが、竹は2本までしか生やさない。
▼モウソウチク(孟宗竹)
イネ科 稈の直径18cm位、高さ22m位
中国原産の古くから日本に入り、各地で栽培されて、竹類の中で最大級のものです。
節には環が一つ、節間は比較的に短く、材質部は厚く、弾力性は無い、建築、農漁業用
資材として利用される。タケノコは春一番に獲れるものは春の味覚の王者と言われる。
節には環が一つ、節間は比較的に短く、材質部は厚く、弾力性は無い、建築、農漁業用
資材として利用される。タケノコは春一番に獲れるものは春の味覚の王者と言われる。
家の周辺の至る所に竹林がどんどん増えています。
場所により手入れもされていない所もあり相当に密な場所見られます。
春先のタケノコはイノシシの大好物のようです。
▼マダケ(苦竹、真竹)
節に環が2つあり、節間が長く、材質は薄く、弾力性があり、建築、竹細工に用いられる。
▼メダケ(女竹)
中型種で、材は柔らかく粘り強いので、竹細工、農業の資材に使用される。
又、節間が長く大きさが一定や曲がりに対する強度が高く矢に使われるものを、
ヤダケ(矢竹)と言う。
ヤダケ(矢竹)と言う。
田舎では,みんな併せて篠竹(シノダケ)と呼んでいました。
葉鞘がついていますので、笹の範疇ですね。
▼ナリヒラタケ(業平竹)
日に照らされると紅紫色に見える棹の美しさから、もっとも多く庭園に使われる竹の一つ。
▼クマザサ(隈笹)
日本庭園に多用される笹、葉の縁取りが美しくて人気がある。
あちこちで見かけますが、縁取りがないのはチマキザサかもしれません。
▼オカメザサ(阿亀笹)
和風庭園の下草として広く使われる。背が低いので「笹」に見えるが、「竹」に分類される。
(大きくなると直ぐに茎の周りの皮(鞘)が落ちてしまう)
(大きくなると直ぐに茎の周りの皮(鞘)が落ちてしまう)
オカメザサと少し違うような気もします。
▼ホテイチク(布袋竹)?
マダケに似るが棹の元のほうが、画像のように膨らみ、節間も不揃いになっている。
▼?? ササの仲間と思いますが詳細名は不明。
又、竹と笹、バンブーの違いに、(バンブーとは熱帯性の竹類で、ホウライチク等)
葉脈が「格子状」になるのが「竹」や「笹」で、「バンブー」は「平行」である。
この文面が良くわかりませんでした。格子状に見えないからです。
どう見ても同じように見えましたが、
ズームしてみたらこれが格子状? この項はもう少し調べる必要がありそうです。
竹は1年中葉を付けている様に見えるが、大型の竹類は、4月から5月頃に紅葉し、
新緑に変わる。
新緑に変わる。
しかし雌竹などは今頃でも黄色く枯れているのをよく見ます。
竹にもおおくの種類がありますが、とても細かく詳細名はわかりません。
クロチク(黒竹)も撮ったはずですが、見当たりませんので後日追加予定。
12/18追加(黒竹)
▼クロチク(黒竹) イネ科マダケ属の常緑タケ類 。
桿の直径は2~3センチほどで、高さは3~5メートルほどになる。
桿ははじめ緑色で、夏を過ぎるとだんだん黒くなり、2年ほどで真っ黒になる。
竹の花はないですが、笹の花も撮った記憶がありますが、これも探しだせません。
竹はイネ科ですので、確かに花を見てこれはイネ科だと感じたこともありました。
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