どこにでもある雑草ですが、よく見ると可愛い花達です。
▼カタバミ(酢漿草 、片喰)
カタバミ科カタバミ属、多年草、
上部の葉腋から長い花序柄が出て、先に1〜8個の花を散形花序につける。
花は黄色で、径約8mm 。葉はハート型で、クローバー状に茎から3枚付ける。
この葉がカタバミの大きな特徴となっている。 よくクローバー(マメ科シャジクソウ属。
たいていシロツメクサ)に間違われるが、クローバーとは異なる植物である。
▼アカカタバミ(赤片喰)
カタバミ科カタバミ属、多年草、花期:5月~10月、
アカカタバミは、カタバミの1品種で、葉の色が赤紫色になったものです。
黄色の5花弁で、花径は約8mm程度、花弁の中心が赤茶色に色好くことが多い。
葉は、球根の先端から束に出、ハート型の3枚がとがった先端を寄せあわせた形。
▼イモカタバミ(芋片喰) 別名:フシネハナカタバミ (節根花片喰 )
カタバミ科カタバミ属、多年草、南米原産、花期:5月~10月、
葉の間から伸び出した花柄は葉を越えて伸び、先端に数輪を散形花序につける。
花は紫桃色からピンク、淡いピンク、白など幅があり、花形も地域により多少異なる。
*シロバナイモカタバミは、以前に撮影したものです。
▼トキワハゼ(常盤爆)
サギゴケ科サギゴケ属、1年草、花期:4月~10月、
ムラサキサギゴケに似ているが、横に這う枝を出さない。
茎の先に小さな花を疎らに付ける、花は淡紅紫の唇形で、長さ1cmほどです。
春見掛けていたので、春の花かと思っていましたが、今頃も結構小さい花ながらも良く咲いています。
▼ツタバウンラン(蔦葉海蘭) 別名:ツタガラクサ、ウンランカズラ
オオバコ科ツタバウンラン属、つる性多年草、地中海原産、花期:4月~5月
匍匐性で開花期は初夏から夏。茎は赤みがある。
花は長い柄があって葉腋に単生する。花冠は白色〜淡青色で暗紫色のすじがあり長さ7〜9mm、
上下2唇に分かれて、上唇はさらに2裂して直立する。
この花は小さいながら何故かいつでも家の周りで見ているような気がしています。
▼ウシハコベ(牛繁縷)
ナデシコ科ハコベ属、多年草、花期:4月~10月、
全体のようすは同属のハコベに似るが、比べて大型である。
花は上部の葉腋に集散花序をつけるか単生する。花柄は長さ5 - 18mmになり、腺毛が密生し、
花弁は5個で白色、萼片より長いか短く、基部まで深く2裂し、10弁花にみえる。
雄蕊は10個。卵球形の子房の上に5個の花柱がある 。
ハコベやミドリハコベ(3個)と見分けるのは花柱の数で容易 。
▼ツユクサ(露草、鴨跖草 ) 別名:アオバナ(青花)
ツユクサ科ツユクサ属、1年草、花期:6月~9月、
高さ20-50cm、葉は卵状披針形で、2枚の緑色の苞葉に挟まれるようにして青色の花を開く。
花が紫色に見えるウスイロツユクサや、紫色の花弁が3枚のムラサキツユクサ、
白い花弁のトキワツユクサなどの近縁種がある。
ツユクサは道端、畑などに咲き珍しくありませんが、二段咲きでしたので取り上げました。
普通は右のように一輪だけです。一日花ですので翌日にはもう見られないと思います。
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