花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

朽ちた木に苔が生す、サルノコシカケ、苔、地衣類、他

2019-01-13 | 日記

  「門松は冥土の旅の一里塚 めだたくもありめでたくもなし」の一休さんの狂歌がありますが、

  この歳で新年を迎えるとどうもこの文言が気になります。

  取りあえず元気に新年を迎えられたこと、そしてこれからの1年1年を大切にしなければならないと

  思ってしまいます。

  (因みに門松を片付けるのは、関東が1月7日、関西は小正月の1月15日が多いようです。)

  花や昆虫などと接していると寿命に対しても考えてしまいますが、

  生物の多様性、食物連鎖の関係や共生関係などで、どんな生物にも存在する価値があると言われており、

  植物が生産し、動物が食べ、という食物連鎖のサイクルは想像しやすいのですが、

  実際にはそこにキノコ(菌類)が大きくかかわっています。

  まず、地球上においての生物、植物や動物の死骸を最終的に分解できるのは菌類だけです。

  とキノコ図鑑にあったので少し目を向けたいと、散歩中に朽ちた木にキノコ類とコケを見ましたので

  これらを取り上げてアップします。

 

  サルノコシカケ

  サルノコシカケ科やその近縁のキノコの総称。

  樹木の幹につき、半円形、木質で厚く堅く、上面に同心円紋があるものが多い。

  ☆ コフキサルノコシカケ   マンネンタケ科

  多年生で年々成長する為、大きいものだとカサの直径は50cmほど(通常は5cm~25cmほど)

  直径30cm位
  直径25cm位
  古いキノコ断面

  他にもパラパラと

  キノコの寿命は普通のものは1日から2週間程度ですが、サルノコシカケのように数十年のものもある。

  昔は畑だったと思われる空き地の隅の1カ所に何個かあるのは以前から知っていたが、冬になる前に

  近く行ったら大きな蛇がいて逃げた記憶があった、今の時期はゆっくりと見て歩けました。

  朽ちた木には、苔むして張り付いています。

  蔦に枯れ葉があるも苔は緑色びっしりと

 

  ▼苔の胞子体,苔は種子で増えず胞子で増えていきます。

  その先のものを「蓋」と言います。「蓋」の先が取れて胞子が拡散するのです。
  
  ホソバミズゴケ?

     

    

  

 

  石に張り付いた苔

  

 

  地衣類

  地衣類とは、菌類と藻類とが共生関係を結んで出来た複合体です。

  一方、地衣類は、一般には蘚苔(センタイ)類(コケ植物)などとともに「こけ」と認識されていることが多いです。

 「こけ」は「むし」などと同じく雑多な小さな生物群の総称であり専門用語ではありませんので、地衣類のことを「こけ」と

  呼んでも間違いではありません。しかし、コケ植物(あるいはコケ類)というと間違いになります。

  地球上に生育する地衣類(この場合は共生菌)は1万4千種とも2万種とも言われて、このうち

  日本に1602種が記録されている。しかし現在でも報告され続けて最終的には2千種程度に

  達すると予想されている。 (by 日本地衣学会)

  と言うことで、以下は詳細名は分かりませんので、地衣類と思いますが、コケ(苔)としておきます。

  

  

  

  

  
  ▲これはキクラゲみたいなものの枯れた跡かもしれませんが、?

 

 自然の厳しさの中で数十年?の長い期間存在していたものを見るのは感慨深いものがあります。

 因みに樹齢で長いと言われる杉は数千年のものがあります。

 

 最後は撮った時はコケ仲間と思っていたが全然関係がないグランドカバーとしてのセダムでした。

 

 最初から脈絡がよろしくなかったですが、今日はここまでです。

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